19世紀イギリス文学のベスト20を選びました [19世紀イギリス文学]
「文学全集 第Ⅱ集 19世紀イギリス編」
「文庫本で、自分だけの、文学全集をそろえる」
それが私の、ひそかな、そしてささやかな、楽しみです。
すでに100回目の記事で、「19世紀フランス文学のベスト20」を選びました。
http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2010-10-23
それ以後、19世紀イギリス文学を、意識的に取り上げてきました。
そして、いつのまにか、代表作が出揃っていました。
190回目の今回は、「文学全集」の第2弾。「19世紀イギリス文学編」です。
さて、19世紀は「イギリスの世紀」とも言われています。
特に、1837年にヴィクトリア女王が即位してからの発展がすさまじい。
帝国主義政策で、全世界の四分の一を支配しました。
国の要である商工業の発展を支えたのが、中産階級の勃興です。
そして、彼ら中産階級の欲求にこたえた文学が、近代小説でした。
だからフランス同様、この時期の小説には、パワーがあります。
すばらしい作品が、わんさとあります。
しかし、第一弾同様、20作品に絞りました。
今回私が選んだ20作品は、以下の通りです。
オススメの文庫とその値段も記しました。発表順に並べました。
1 「高慢と偏見」オースティン(1813年)ちくま2冊1996円
http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2010-11-13
2 「エマ」オースティン(1815年)ちくま2冊2100円
http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2011-05-28-1
3 「虚栄の市」サッカレー(1847年)岩波(第2巻のみ)840円
http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2010-07-29
4 「ジェイン・エア」C・ブロンテ(1847年)新潮2冊1320円
http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2010-07-26
5 「嵐が丘」E・ブロンテ(1847年)岩波2冊1491円
http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2010-06-15
6 「デヴィッド・コパーフィールド」ディケンズ(1849年)岩波5冊3675円
http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2011-03-02
7 「荒涼館」ディケンズ(1852年)ちくま4冊5040円
http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2011-02-01
8 「二都物語」ディケンズ(1859年)新潮2冊1080円
http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2010-06-02
9 「白衣の女」ウィルキー・コリンズ(1859年)岩波3冊2604円
http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2011-04-01
10 「月長石」ウィルキー・コリンズ(1868年)創元推理1260円
http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2010-11-30
11 「宝島」スティーブンソン(1883年)新潮540円
http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2010-10-03
12 「ソロモン王の洞窟」ハガード(1885年)創元推理840円
http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2011-06-05
13 「ジキル博士とハイド氏」スティーブンソン(1886年)新潮300円
http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2010-09-27
14 「ドリアン・グレイの肖像」オスカー・ワイルド(1890年)新潮620円
http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2010-09-11
15 「テス」ハーディ(1891年)岩波2冊1554円
http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2011-03-13
16 「シャーロック・ホームズの冒険」コナン・ドイル(1891年)新潮580円
http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2010-10-31
17 「サロメ」ワイルド(1894年)岩波378円
http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2010-09-18
18 「日陰者ジュード」ハーディ(1895年)中公2冊2600円
http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2011-05-03
19 「タイム・マシン」ウェルズ(1895年)角川500円
http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2010-10-14
20 「闇の奥」コンラッド(1899年)古典新訳620円
http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2011-03-19
以上、20作品ですが39冊あります。計29938円です。
フランス編に比べて、長い小説が多かったです。
3の「虚栄の市」は、全4巻のうち、現在は第2巻しか手に入りません。
外そうか迷いましたが、第2巻だけでも読む価値ありと考えて、入れました。
また、本当はホームズの短編シリーズ全てを、入れたかったです。
でも、あまりにも多くなりすぎるので、第1作の「冒険」のみを入れました。
これ以外にも、候補として迷った作品が多くあります。
が、また次の機会に。
さいごに。
「19世紀フランス文学編」を選んだ時は、100回目でした。
当時は、「毎日50人ほどが見に来てくれるようになった」と、書いています。
今回は190回目。毎日150人ほどが、見に来て下さっています。
総閲覧数も、80000近くになりました。とても励みになっています。
ところで、うちの妻は、私のブログに全く関心がありません。
もっとも身近にいながら、全く閲覧していないのです。
まあ、だから、勝手なことも書けるのですが。
「文庫本で、自分だけの、文学全集をそろえる」
それが私の、ひそかな、そしてささやかな、楽しみです。
すでに100回目の記事で、「19世紀フランス文学のベスト20」を選びました。
http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2010-10-23
それ以後、19世紀イギリス文学を、意識的に取り上げてきました。
そして、いつのまにか、代表作が出揃っていました。
190回目の今回は、「文学全集」の第2弾。「19世紀イギリス文学編」です。
さて、19世紀は「イギリスの世紀」とも言われています。
特に、1837年にヴィクトリア女王が即位してからの発展がすさまじい。
帝国主義政策で、全世界の四分の一を支配しました。
国の要である商工業の発展を支えたのが、中産階級の勃興です。
そして、彼ら中産階級の欲求にこたえた文学が、近代小説でした。
だからフランス同様、この時期の小説には、パワーがあります。
すばらしい作品が、わんさとあります。
しかし、第一弾同様、20作品に絞りました。
今回私が選んだ20作品は、以下の通りです。
オススメの文庫とその値段も記しました。発表順に並べました。
1 「高慢と偏見」オースティン(1813年)ちくま2冊1996円
http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2010-11-13
2 「エマ」オースティン(1815年)ちくま2冊2100円
http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2011-05-28-1
3 「虚栄の市」サッカレー(1847年)岩波(第2巻のみ)840円
http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2010-07-29
4 「ジェイン・エア」C・ブロンテ(1847年)新潮2冊1320円
http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2010-07-26
5 「嵐が丘」E・ブロンテ(1847年)岩波2冊1491円
http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2010-06-15
6 「デヴィッド・コパーフィールド」ディケンズ(1849年)岩波5冊3675円
http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2011-03-02
7 「荒涼館」ディケンズ(1852年)ちくま4冊5040円
http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2011-02-01
8 「二都物語」ディケンズ(1859年)新潮2冊1080円
http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2010-06-02
9 「白衣の女」ウィルキー・コリンズ(1859年)岩波3冊2604円
http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2011-04-01
10 「月長石」ウィルキー・コリンズ(1868年)創元推理1260円
http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2010-11-30
11 「宝島」スティーブンソン(1883年)新潮540円
http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2010-10-03
12 「ソロモン王の洞窟」ハガード(1885年)創元推理840円
http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2011-06-05
13 「ジキル博士とハイド氏」スティーブンソン(1886年)新潮300円
http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2010-09-27
14 「ドリアン・グレイの肖像」オスカー・ワイルド(1890年)新潮620円
http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2010-09-11
15 「テス」ハーディ(1891年)岩波2冊1554円
http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2011-03-13
16 「シャーロック・ホームズの冒険」コナン・ドイル(1891年)新潮580円
http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2010-10-31
17 「サロメ」ワイルド(1894年)岩波378円
http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2010-09-18
18 「日陰者ジュード」ハーディ(1895年)中公2冊2600円
http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2011-05-03
19 「タイム・マシン」ウェルズ(1895年)角川500円
http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2010-10-14
20 「闇の奥」コンラッド(1899年)古典新訳620円
http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2011-03-19
以上、20作品ですが39冊あります。計29938円です。
フランス編に比べて、長い小説が多かったです。
3の「虚栄の市」は、全4巻のうち、現在は第2巻しか手に入りません。
外そうか迷いましたが、第2巻だけでも読む価値ありと考えて、入れました。
また、本当はホームズの短編シリーズ全てを、入れたかったです。
でも、あまりにも多くなりすぎるので、第1作の「冒険」のみを入れました。
これ以外にも、候補として迷った作品が多くあります。
が、また次の機会に。
さいごに。
「19世紀フランス文学編」を選んだ時は、100回目でした。
当時は、「毎日50人ほどが見に来てくれるようになった」と、書いています。
今回は190回目。毎日150人ほどが、見に来て下さっています。
総閲覧数も、80000近くになりました。とても励みになっています。
ところで、うちの妻は、私のブログに全く関心がありません。
もっとも身近にいながら、全く閲覧していないのです。
まあ、だから、勝手なことも書けるのですが。
2011-08-04 04:52
nice!(3)
コメント(8)
ike-pyonさん、こんにちは。
これを全部読まれたのですね。すごいです。
読んでみたいと思っていたものもあれば、初めて聞くタイトルもあるので今後の読書の参考にさせていただきます!
『虚栄の市』が手に入らないのは本当に残念ですよね。
ちょうど半分くらい読んだところですが、おもしろくてすっかり夢中になっています。
by 柚季 (2011-08-04 18:19)
柚季さん、niceとコメントをありがとうございます。
虚栄の市の3巻目がどうしても手に入らず、私は3巻だけ抜かして読みました。
by ike-pyon (2011-08-04 20:07)
初めまして。
ミドルマーチはダメですか?
by haruga (2015-11-02 13:03)
harugaさん、コメントありがとうございます。
ミドルマーチ! 名作ですね。
でも私はまだ読んでいないので、ランク外です。すみません。
講談社文芸文庫で全4巻で出ていたのに、現在品切れ。
中古なのにお高い。第4巻はアマゾンで5200円もします。
古典新訳文庫さんか岩波文庫さんでぜひ出してほしい作品です。
by ike-pyon (2015-11-04 21:29)
「19世紀はイギリスの世紀とも言われています...」
2018年、サンフランシスコの本屋に、19世紀のイギリスの作品がごろごろしています....
by サンフランシスコ人 (2018-03-15 03:13)
サンフランシスコ人さん、コメントをありがとうございます。
いつかサンフランシスコの本屋をのぞいてみたいです。
by ike-pyon (2018-03-17 14:19)
一番有名なサンフランシスコの本屋は、イタリア街にあります...
http://www.citylights.com/
近くにイタリア料理の店が多数並び、サンフランシスコの味を漂わせて おります....
by サンフランシスコ人 (2018-03-18 06:34)
サンフランシスコ人さん、いつも楽しい情報をありがとうございます。オシャレな本屋ですね。のぞいてみたくなります。
by ike-pyon (2018-03-23 20:48)