2001年宇宙の旅 [20世紀イギリス文学]
「2001年宇宙の旅」 アーサー・C・クラーク作 伊藤典夫訳 (ハヤカワ文庫)
宇宙船の船長ボーマンの冒険と、人類とモノリスを巡る壮大な物語です。
クラークとキューブリックの二巨匠が、アイディアを出し合って作りました。
1993年に、ハヤカワ文庫から決定版が出ました。
旧版では分かりにくかった言葉が改められ、とても読みやすくなりました。
はるか昔、ヒトザルの群れは、絶滅への道をたどろうとしていました。
そのヒトザルの前に、ある朝突然、謎の直立石(モノリス)が、現れました。
モノリスはヒトザルに、何か影響を与えたようです。
やがて、武器を手にしたヒトザルたちは、進化の階段を登り始めました。
時は過ぎ、人類は月面において、謎の直立石(モノリス)を発見して…
以上のような説明は、おそらく不要だったでしょう。
キューブリック監督の同名の映画は、映画史上最も有名な作品の一つです。
特に、ヒトザルが投げた骨が、一瞬にして宇宙船に変わるシーンは名高い。
原始時代から宇宙時代にいっきに飛躍して、びっくりしてしまいます。
この映画は、最後まで様々な謎が残ることでも知られています。
一回で理解されたら、この映画は失敗だと、キューブリックが言ったとか。
しかし、原作を読めば、その大半が理解できます。
(とはいえ、完全に分かるわけではないので、様々な解釈本が出ています。)
このたび「2001年宇宙の旅」を再読し、改めてその深遠な内容に驚きました。
また、最終の第6部は、実に壮大なスケールです。
続編「2010年宇宙の旅」を読むと、理解がいっそう深まると言います。(未読)
さらに、作者の傑作「幼年期の終り」も、似た傾向の作品です。
解釈本としては、「『2001年宇宙の旅』講義」が有名です。(未読)
私には、「自然をつかむ7話」の中の、第4話が参考になりました。
さいごに。(バレエは上のクラスへ)
娘が土曜日に通っているバレエ教室は、1年と2ヶ月がたちました。
早くも、上のクラスへ進めることになり、娘はとてもはりきっています。
時々私に、レッスンで習ったことを、させようとして困ります。
体が硬い私には、とうていできないようなことばかりさせるので。
宇宙船の船長ボーマンの冒険と、人類とモノリスを巡る壮大な物語です。
クラークとキューブリックの二巨匠が、アイディアを出し合って作りました。
1993年に、ハヤカワ文庫から決定版が出ました。
旧版では分かりにくかった言葉が改められ、とても読みやすくなりました。
はるか昔、ヒトザルの群れは、絶滅への道をたどろうとしていました。
そのヒトザルの前に、ある朝突然、謎の直立石(モノリス)が、現れました。
モノリスはヒトザルに、何か影響を与えたようです。
やがて、武器を手にしたヒトザルたちは、進化の階段を登り始めました。
時は過ぎ、人類は月面において、謎の直立石(モノリス)を発見して…
以上のような説明は、おそらく不要だったでしょう。
キューブリック監督の同名の映画は、映画史上最も有名な作品の一つです。
特に、ヒトザルが投げた骨が、一瞬にして宇宙船に変わるシーンは名高い。
原始時代から宇宙時代にいっきに飛躍して、びっくりしてしまいます。
この映画は、最後まで様々な謎が残ることでも知られています。
一回で理解されたら、この映画は失敗だと、キューブリックが言ったとか。
しかし、原作を読めば、その大半が理解できます。
(とはいえ、完全に分かるわけではないので、様々な解釈本が出ています。)
このたび「2001年宇宙の旅」を再読し、改めてその深遠な内容に驚きました。
また、最終の第6部は、実に壮大なスケールです。
続編「2010年宇宙の旅」を読むと、理解がいっそう深まると言います。(未読)
さらに、作者の傑作「幼年期の終り」も、似た傾向の作品です。
2010年宇宙の旅〔新版〕 (ハヤカワ文庫 SF) (文庫) (ハヤカワ文庫SF)
- 作者: アーサー・C・クラーク
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2009/11/30
- メディア: 文庫
解釈本としては、「『2001年宇宙の旅』講義」が有名です。(未読)
私には、「自然をつかむ7話」の中の、第4話が参考になりました。
さいごに。(バレエは上のクラスへ)
娘が土曜日に通っているバレエ教室は、1年と2ヶ月がたちました。
早くも、上のクラスへ進めることになり、娘はとてもはりきっています。
時々私に、レッスンで習ったことを、させようとして困ります。
体が硬い私には、とうていできないようなことばかりさせるので。
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