プルーフ・オブ・ヘブン [心理・宗教・オカルト]
「プルーフ・オブ・ヘヴン」エベン・アレグザンダー著 白川貴子訳(ハヤカワ文庫)
髄膜炎で倒れた脳神経外科医が、昏睡状態で見た死後の世界について書いています。
刊行されるや大きな話題となり、2014年のNHKスペシャルでも取り上げられました。
脳神経外科医である著者は、脳が停止すれば意識も無くなると考えていました。
しかし2008年に昏睡状態から奇跡の生還を果たした後、考えを180度変えました。
蝶の羽に乗った青い目の女性は、彼をどこに導いたのか? 彼女は誰だったのか?
彼は、脳が機能しなかった7日間、いったい何を見て、何を知ったのか?
著者は、きわめて身近に神を感じると同時に、神が無限であることが分かり・・・
混然一体のその世界では、言葉はなくとも思考が直接自分に語りかけきて・・・
「宇宙はひとつではない。お前の理解を超えるほど数多くの宇宙がある。しかしすべ
ての宇宙がその中心に愛を持っている。」(P72)
「私はその場所で、無数の宇宙に豊かな生命が息づいているのを見た。その中には人
類よりはるかに進歩した知性を備えるものたちもいた。数限りない高次の次元がある
ことも知った。(中略)そして高次の世界からは、こちらの世界の時間や場所に自由
につながることができるのだ。」(P73)
「人間はこの世界で神なる存在に向かって成長する役割を担い、その歩みは高次の存
在たち―魂や輝く光体—によってつねに見守られ続けているのである。」(P120)
「もうひとつの世界は物理的に遠い場所ではなく、周波数が異なるところに存在して
いるのだ。いまこの場所にあるにもかかわらず、その世界が顕現する周波数帯に同期
することができないために、われわれはそのことに気づかずにいる。」(P209)
という具合に、臨死体験で垣間見た死後の世界のことが報告されています。
「ムー民」的にはとてもワクワクする内容で、「死後の世界はある」と思えてきます。
著者が脳神経外科で、臨死体験現象を批判的に見てきた人だけに、真実味があります。
ただし、ややもの足りなかったです。あちらでの体験をもう少し詳しく知りたかった。
著者エベン医師は、臨死体験研究で有名なレイモンド・ムーディーと対話しています。
それが、DVDで出ていたのですが、現在は絶版。レンタルできればいいのですが。
臨死体験と言ったら、やっぱり立花隆の本でしょう。基本文献です。
「臨死体験(上)」→ https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2019-12-12
「臨死体験(下)」→ https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2019-12-27
さいごに。(すぐ寝てしまう)
最近寒くて体力を使うためか、夕食の後にこたつに入ると眠くなってしまいます。
その対策として、食卓で勉強している娘と対面して、読書することにしました。
髄膜炎で倒れた脳神経外科医が、昏睡状態で見た死後の世界について書いています。
刊行されるや大きな話題となり、2014年のNHKスペシャルでも取り上げられました。
脳神経外科医である著者は、脳が停止すれば意識も無くなると考えていました。
しかし2008年に昏睡状態から奇跡の生還を果たした後、考えを180度変えました。
蝶の羽に乗った青い目の女性は、彼をどこに導いたのか? 彼女は誰だったのか?
彼は、脳が機能しなかった7日間、いったい何を見て、何を知ったのか?
著者は、きわめて身近に神を感じると同時に、神が無限であることが分かり・・・
混然一体のその世界では、言葉はなくとも思考が直接自分に語りかけきて・・・
「宇宙はひとつではない。お前の理解を超えるほど数多くの宇宙がある。しかしすべ
ての宇宙がその中心に愛を持っている。」(P72)
「私はその場所で、無数の宇宙に豊かな生命が息づいているのを見た。その中には人
類よりはるかに進歩した知性を備えるものたちもいた。数限りない高次の次元がある
ことも知った。(中略)そして高次の世界からは、こちらの世界の時間や場所に自由
につながることができるのだ。」(P73)
「人間はこの世界で神なる存在に向かって成長する役割を担い、その歩みは高次の存
在たち―魂や輝く光体—によってつねに見守られ続けているのである。」(P120)
「もうひとつの世界は物理的に遠い場所ではなく、周波数が異なるところに存在して
いるのだ。いまこの場所にあるにもかかわらず、その世界が顕現する周波数帯に同期
することができないために、われわれはそのことに気づかずにいる。」(P209)
という具合に、臨死体験で垣間見た死後の世界のことが報告されています。
「ムー民」的にはとてもワクワクする内容で、「死後の世界はある」と思えてきます。
著者が脳神経外科で、臨死体験現象を批判的に見てきた人だけに、真実味があります。
ただし、ややもの足りなかったです。あちらでの体験をもう少し詳しく知りたかった。
著者エベン医師は、臨死体験研究で有名なレイモンド・ムーディーと対話しています。
それが、DVDで出ていたのですが、現在は絶版。レンタルできればいいのですが。
DVD「プルーフ・オブ・ヘヴン」を超えた対話 (<DVD>)
- 出版社/メーカー: ナチュラルスピリット
- 発売日: 2014/08/21
- メディア: DVD-ROM
臨死体験と言ったら、やっぱり立花隆の本でしょう。基本文献です。
「臨死体験(上)」→ https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2019-12-12
「臨死体験(下)」→ https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2019-12-27
さいごに。(すぐ寝てしまう)
最近寒くて体力を使うためか、夕食の後にこたつに入ると眠くなってしまいます。
その対策として、食卓で勉強している娘と対面して、読書することにしました。
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