自分の時間 [読書・ライフスタイル]
【お知らせ】
外国から意味不明のコメントが多数寄せられたため、コメント欄は一時閉めています。
「自分の時間」 アーノルド・ベネット著 渡部昇一訳 (三笠書房)
一日24時間でいかに生きるか、その具体的なヒントについて書いた著書です。
1908年に出て、20世紀を代表する小説家ベネットの作品中、最も売れた本です。
私が最初に読んだのは、知的生きかた文庫版1999年第10刷で、現在は絶版です。
2016年に新書で新版が出たときカバーに惹かれて購入し、最近読み直しました。
人間には誰でも、1日24時間が平等に与えられています。これは驚くべきことです。
毎朝目が覚めると、われわれの財布には、24時間がぎっしりと詰まっているのです。
この時間は、寸分の狂いもなく与えられ、冷酷なまでに限定されています。
そして人生のすべては、1日24時間の利用の仕方しだいで決まるのです。
ではどうしたらよいか? そのためには、頭の中に「内なる1日」を作ることです。
夕方仕事が終わってから、翌朝仕事に出かけるまでの時間を、別枠で考えるのです。
そこから毎朝30分を6日分取り分けます。また、夜の90分を週に3回取り分けます。
合わせて週に7時間30分となります。これが、神聖なる「自分の時間」であり・・・
ちなみにベネットは、仕事をする時間を、朝10時から夕方6時までと仮定しています。
よって「内なる1日」を16時間としていますが、この計算は甘いと言わざるをえない。
私の場合は朝7時半から夕方7時までですが、もっと拘束される人も多いでしょう。
「内なる1日」を12時間とし、通勤や睡眠や食事等の時間を差し引くと残りません。
仕方なく、睡眠時間を削るしかないのです。
国民の多くがブラックな環境で働いている現状が、早く是正されることを願います。
それはともかく、仕事時間のほかに「自分の時間」を想定するという考え方はいい。
さらに、「自分時間」に何か専門的な研究をするべし、という考えもいいです。
私の場合は、なるべく1日1時間以上は、「自分の時間」を作るようにしています。
そしてその時間に、毎年テーマを決めて系統的な読書をしています。
そうやって読書した内容のアウトプットを、時々このブログでおこなっています。
このブログはいわば、私の「自分の時間」の成果の発表の場になっています。(笑)
ライフワークを真剣に考えている人にとって、「自分の時間」の考え方は重要です。
私がまだ30歳になったばかりの頃に、この本に出会えたことはとても幸運でした。
(当時ブームだった「知的生活の方法」の渡部昇一が訳していたため読みました。)
「知的生活の方法」→ https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2018-04-24
ところで、小説家のベネットが皆に勧めていることは、意外にも詩を読むことです。
その理由は、詩を読む人は少なく、それには努力が必要だから、というものです。
つまり「自分の時間」を努力する時間と考えています。娯楽の時間ではありません。
この考えの裏には、優れた小説はどんどん読めてしまう、という考えがあります。
そして実際、ベネットの作品は非常に軽快で、ベストセラーになっていたそうです。
ではなぜ現在、代表作の「二人の女の物語」ですら絶版で、読めないのでしょうか?
売れたのが裏目に出て、お金儲けのために書いたイメージが付いたからでしょうか。
自己啓発書の本書だけが今も売れ続けているという事実に、人生の皮肉を感じます。
さいごに。(カッコ良すぎるGo)
マイ・ブームのおひとりさまカラオケで、最初に歌うのが「2億4000万の瞳」です。
妻も娘も理解しませんが、誰が何と言おうと、今も昔も郷ひろみはサイコーです。
私はこの動画を0.5倍速にして見ながら、振り付けをマスターしている途中です。
妻と娘には内緒です。知られたら絶対笑われるので。
外国から意味不明のコメントが多数寄せられたため、コメント欄は一時閉めています。
「自分の時間」 アーノルド・ベネット著 渡部昇一訳 (三笠書房)
一日24時間でいかに生きるか、その具体的なヒントについて書いた著書です。
1908年に出て、20世紀を代表する小説家ベネットの作品中、最も売れた本です。
私が最初に読んだのは、知的生きかた文庫版1999年第10刷で、現在は絶版です。
2016年に新書で新版が出たときカバーに惹かれて購入し、最近読み直しました。
自分の時間―――1日24時間でどう生きるか (三笠書房 電子書籍)
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2017/07/25
- メディア: Kindle版
人間には誰でも、1日24時間が平等に与えられています。これは驚くべきことです。
毎朝目が覚めると、われわれの財布には、24時間がぎっしりと詰まっているのです。
この時間は、寸分の狂いもなく与えられ、冷酷なまでに限定されています。
そして人生のすべては、1日24時間の利用の仕方しだいで決まるのです。
ではどうしたらよいか? そのためには、頭の中に「内なる1日」を作ることです。
夕方仕事が終わってから、翌朝仕事に出かけるまでの時間を、別枠で考えるのです。
そこから毎朝30分を6日分取り分けます。また、夜の90分を週に3回取り分けます。
合わせて週に7時間30分となります。これが、神聖なる「自分の時間」であり・・・
ちなみにベネットは、仕事をする時間を、朝10時から夕方6時までと仮定しています。
よって「内なる1日」を16時間としていますが、この計算は甘いと言わざるをえない。
私の場合は朝7時半から夕方7時までですが、もっと拘束される人も多いでしょう。
「内なる1日」を12時間とし、通勤や睡眠や食事等の時間を差し引くと残りません。
仕方なく、睡眠時間を削るしかないのです。
国民の多くがブラックな環境で働いている現状が、早く是正されることを願います。
それはともかく、仕事時間のほかに「自分の時間」を想定するという考え方はいい。
さらに、「自分時間」に何か専門的な研究をするべし、という考えもいいです。
私の場合は、なるべく1日1時間以上は、「自分の時間」を作るようにしています。
そしてその時間に、毎年テーマを決めて系統的な読書をしています。
そうやって読書した内容のアウトプットを、時々このブログでおこなっています。
このブログはいわば、私の「自分の時間」の成果の発表の場になっています。(笑)
ライフワークを真剣に考えている人にとって、「自分の時間」の考え方は重要です。
私がまだ30歳になったばかりの頃に、この本に出会えたことはとても幸運でした。
(当時ブームだった「知的生活の方法」の渡部昇一が訳していたため読みました。)
「知的生活の方法」→ https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2018-04-24
ところで、小説家のベネットが皆に勧めていることは、意外にも詩を読むことです。
その理由は、詩を読む人は少なく、それには努力が必要だから、というものです。
つまり「自分の時間」を努力する時間と考えています。娯楽の時間ではありません。
この考えの裏には、優れた小説はどんどん読めてしまう、という考えがあります。
そして実際、ベネットの作品は非常に軽快で、ベストセラーになっていたそうです。
ではなぜ現在、代表作の「二人の女の物語」ですら絶版で、読めないのでしょうか?
売れたのが裏目に出て、お金儲けのために書いたイメージが付いたからでしょうか。
自己啓発書の本書だけが今も売れ続けているという事実に、人生の皮肉を感じます。
さいごに。(カッコ良すぎるGo)
マイ・ブームのおひとりさまカラオケで、最初に歌うのが「2億4000万の瞳」です。
妻も娘も理解しませんが、誰が何と言おうと、今も昔も郷ひろみはサイコーです。
私はこの動画を0.5倍速にして見ながら、振り付けをマスターしている途中です。
妻と娘には内緒です。知られたら絶対笑われるので。
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