ノルウェイの森 [日本の現代文学]
「ノルウェイの森」 村上春樹 (講談社文庫)
日本の恋愛小説を代表する大傑作です。それ以上、どんな説明がいるでしょうか。
1987年に出て、大ベストセラーになりました。
現在、講談社文庫から、上下二分冊で出ています。
大学1年生のワタナベは、高校時代の同級生の直子に、東京で偶然に出会いました。
直子の20歳の誕生日に、ワタナベは直子と一度だけ結ばれます。
しかし、直子の心の中には、暗い闇の部分がありました。
直子はワタナベに何も告げずに、アパートを引き払い、消息不明になってしまいます。
その後、ワタナベは緑という活発な女性と出会い、お互いにひかれていきます。
しばらくして、直子からの手紙が届き、阿美寮という施設にいることを知ります。
ワタナベは直子に会いに行きますが…
この小説が出た1987年、私は大学2年生でした。
学生協の書籍部にも、赤い上巻と緑の下巻が並んで平積みされていたのを思い出します。
当時は、ほとんどの大学生が、読んでいたのではないでしょうか。
「ノルウェイの森ってなに?」なんて言ったら、とても恥ずかしい思いをしたでしょう。
そういう私は、「まだ読んでないの?」と友人に言われて仕方なく読み始めたのでした。
最初は気乗りしなかったのだけど、読み出すと止まらなくなりました。
最後は、せつなくて、せつなくて…
物語の余韻にどっぷり浸って、なかなか現実世界に復帰できませんでした。
読み終わると同時に、もう一度、最初から最後まで読み返しました。
今までに、5~6回は読み返しています。
「ノルウェイの森」は、当時も今も、私にとってバイブルです。
それから、この小説がきっかけで、ビートルズを聴き始めました。
「ラバーソウル」は、いつのまにか愛聴盤になっていました。
さて、この小説は映画化されています。先日、TV放映されましたね。
原作にだいたい忠実で、映像もきれいで、良かったです。
松山ケンイチの「ワタナベ」は、雰囲気がよく出ていました。
菊池凛子の「直子」も、ほぼ私のイメージ通りでした。
ただ「緑」については、もっとブッ飛んだイメージにしてほしかった。
それから、レイコさん。原作にも言えることですが、最後のあの場面はいらない。
さいごに。(給料日にうどん屋へ)
給料が入ったら、久々に家族で外食しようと考えていました。
ところが、給料の下げ幅が、とても大きくて…
手当てが削られることは、聞いてはいたのですが、まさかここまでとは。
結局、うどん屋に行きました。もちろん、セルフのうどん屋です。
それでも娘は、とても喜んでくれましたが。
日本の恋愛小説を代表する大傑作です。それ以上、どんな説明がいるでしょうか。
1987年に出て、大ベストセラーになりました。
現在、講談社文庫から、上下二分冊で出ています。
大学1年生のワタナベは、高校時代の同級生の直子に、東京で偶然に出会いました。
直子の20歳の誕生日に、ワタナベは直子と一度だけ結ばれます。
しかし、直子の心の中には、暗い闇の部分がありました。
直子はワタナベに何も告げずに、アパートを引き払い、消息不明になってしまいます。
その後、ワタナベは緑という活発な女性と出会い、お互いにひかれていきます。
しばらくして、直子からの手紙が届き、阿美寮という施設にいることを知ります。
ワタナベは直子に会いに行きますが…
この小説が出た1987年、私は大学2年生でした。
学生協の書籍部にも、赤い上巻と緑の下巻が並んで平積みされていたのを思い出します。
当時は、ほとんどの大学生が、読んでいたのではないでしょうか。
「ノルウェイの森ってなに?」なんて言ったら、とても恥ずかしい思いをしたでしょう。
そういう私は、「まだ読んでないの?」と友人に言われて仕方なく読み始めたのでした。
最初は気乗りしなかったのだけど、読み出すと止まらなくなりました。
最後は、せつなくて、せつなくて…
物語の余韻にどっぷり浸って、なかなか現実世界に復帰できませんでした。
読み終わると同時に、もう一度、最初から最後まで読み返しました。
今までに、5~6回は読み返しています。
「ノルウェイの森」は、当時も今も、私にとってバイブルです。
それから、この小説がきっかけで、ビートルズを聴き始めました。
「ラバーソウル」は、いつのまにか愛聴盤になっていました。
さて、この小説は映画化されています。先日、TV放映されましたね。
原作にだいたい忠実で、映像もきれいで、良かったです。
松山ケンイチの「ワタナベ」は、雰囲気がよく出ていました。
菊池凛子の「直子」も、ほぼ私のイメージ通りでした。
ただ「緑」については、もっとブッ飛んだイメージにしてほしかった。
それから、レイコさん。原作にも言えることですが、最後のあの場面はいらない。
さいごに。(給料日にうどん屋へ)
給料が入ったら、久々に家族で外食しようと考えていました。
ところが、給料の下げ幅が、とても大きくて…
手当てが削られることは、聞いてはいたのですが、まさかここまでとは。
結局、うどん屋に行きました。もちろん、セルフのうどん屋です。
それでも娘は、とても喜んでくれましたが。
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