風の歌を聴け [日本の現代文学]
「風の歌を聴け」 村上春樹 (講談社文庫)
21歳の大学生の僕が、夏休みに故郷に帰省した時の、18日間の物語です。
1979年に「群像新人文学賞」をとって発表された、村上春樹の出世作です。
現在、講談社文庫から出ています。大学時代(25年前!)に読みました。
デビュー25周年の2004年に、オリジナルカバーで出た時に再び買いました。
29歳になった「僕」が、1970年の夏の18日間を語り始めます。
その時「僕」は、21歳の学生で、夏休みのため、故郷に帰ってきていました。
1歳上の友人「鼠」、ジェイズ・バーのジェイ、小指のない女の子・・・
ラジオ番組のDJ、高校時代の同級生の女の子、ビーチボーイズ・・・
この小説に登場するものたちは皆、フィッツジェラルドみたいに悲しいです。
すべては過ぎ去ってしまった、あの季節は二度と戻らない、みたいな悲哀。
私にとっても、この小説を味わっていた大学時代は、二度と戻らない季節です。
しかし、この小説を読み返すたびに、あの懐かしい日々が記憶に蘇ります。
当時、この作品に登場するデレク・ハートフィールドを、実在の作家だと思い、
図書館で著作を探してしまいました。(同じようなことをしている人は多い)
今ではウィキペディアに、「デレク・ハートフィールド」の項目があります。
まるで、実在の人物のような扱いです。
「風の歌を聴け」 は、「僕と鼠の物語」の第一作です。
このあと、「1973年のピンボール」「羊をめぐる冒険」と続きます。
私は、この頃の村上春樹が、一番良かったと思います。
これからも、何度でも読み直したい作品群です。
さいごに。(アニメ版ちびまる子ちゃん)
小学校2年生になって、娘は自分で本を読む機会が増えました。
これまでは、寝る前に娘に本を、読み聞かせていましたが、
最近は私と娘で、別々の本を読んでいます。
このごろ娘がはまっているのが、アニメ版「ちびまる子ちゃん」。
「ヒロシの友情」の巻は、戦時中のエピソードが面白かったです。
21歳の大学生の僕が、夏休みに故郷に帰省した時の、18日間の物語です。
1979年に「群像新人文学賞」をとって発表された、村上春樹の出世作です。
現在、講談社文庫から出ています。大学時代(25年前!)に読みました。
デビュー25周年の2004年に、オリジナルカバーで出た時に再び買いました。
29歳になった「僕」が、1970年の夏の18日間を語り始めます。
その時「僕」は、21歳の学生で、夏休みのため、故郷に帰ってきていました。
1歳上の友人「鼠」、ジェイズ・バーのジェイ、小指のない女の子・・・
ラジオ番組のDJ、高校時代の同級生の女の子、ビーチボーイズ・・・
この小説に登場するものたちは皆、フィッツジェラルドみたいに悲しいです。
すべては過ぎ去ってしまった、あの季節は二度と戻らない、みたいな悲哀。
私にとっても、この小説を味わっていた大学時代は、二度と戻らない季節です。
しかし、この小説を読み返すたびに、あの懐かしい日々が記憶に蘇ります。
当時、この作品に登場するデレク・ハートフィールドを、実在の作家だと思い、
図書館で著作を探してしまいました。(同じようなことをしている人は多い)
今ではウィキペディアに、「デレク・ハートフィールド」の項目があります。
まるで、実在の人物のような扱いです。
「風の歌を聴け」 は、「僕と鼠の物語」の第一作です。
このあと、「1973年のピンボール」「羊をめぐる冒険」と続きます。
私は、この頃の村上春樹が、一番良かったと思います。
これからも、何度でも読み直したい作品群です。
さいごに。(アニメ版ちびまる子ちゃん)
小学校2年生になって、娘は自分で本を読む機会が増えました。
これまでは、寝る前に娘に本を、読み聞かせていましたが、
最近は私と娘で、別々の本を読んでいます。
このごろ娘がはまっているのが、アニメ版「ちびまる子ちゃん」。
「ヒロシの友情」の巻は、戦時中のエピソードが面白かったです。
2014-06-07 03:38
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