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19世紀アメリカ文学のベスト10を選びました [19世紀アメリカ文学]

 「文学全集 第Ⅴ集 19世紀アメリカ編」


 文庫本で自分だけの文学全集をそろえることが、このブログの目標です。
 そろそろ第Ⅴ集の19世紀アメリカ文学編を決定する時期になりました。

 すでに、第Ⅰ集から第Ⅳ集は、以下のように完成しています。

 第Ⅰ集「19世紀フランス編」
 → http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2010-10-23
 第Ⅱ集「19世紀イギリス編」
 → http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2011-08-04
 第Ⅲ集「19世紀ロシア編」
 → http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2012-12-22
 第Ⅳ集「19世紀ドイツ北欧編」
 → http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2013-11-09

 第Ⅰ集から第Ⅳ集までは、20作品ずつ選びましたが、今回は10作品です。
 というのもアメリカ文学は、西欧に比べて半世紀ほど遅れているようだから。

 アメリカの独立は1776年です。
 この頃までアメリカには、日記とか説教集とか評論などしかありません。

 19世紀に入って、ワシントン・アーヴィングや、クーパーが活躍します。
 しかし、まだ彼らは先駆者という感じです。

 19世紀の半ばになって、ポーや、ホーソーンや、メルヴィルが活躍します。
 ここにきて、ようやくアメリカ文学が始まったという感じです。

 19世紀の後半になると、トウェインと、ヘンリー・ジェイムズが出ます。
 ここからいっきに、アメリカ文学は最盛期に向かって行きます。

 そして20世紀に、フィッツジェラルドや、ヘミングウェイらが出ます。
 この頃が、アメリカ文学の黄金期でしょう。

 西欧では、19世紀に小説の黄金期を迎えました。
 しかしアメリカでは、20世紀に入って黄金期を迎えたのです。

 というわけで、19世紀アメリカ文学編は10作品だけにしました。
 いつものように、文庫本のみで、品切れの本は除いています。

 1 「ホーソーン短篇小説集」ホーソーン(1837年~)岩波文庫 ¥907
   → http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2014-06-02
 2 「ポー短編集Ⅰ・Ⅱ」ポー(1839年~)新潮文庫 ¥432・¥529
   → http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2010-04-08
   → http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2010-12-06
 3 「緋文字(ひもんじ)」ホーソーン(1850年)古典新訳文庫 ¥1296
   → http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2014-03-08
 4 「白鯨」メルヴィル(1851年)岩波文庫 ¥1080・¥1080・¥1080
   → http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2014-03-20
   → http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2014-03-29
 5 「トム・ソーヤーの冒険」トウェイン(1876年)古典新訳文庫 ¥1008
   → http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2014-03-05
 6 「デイジー・ミラー」ヘンリー・ジェイムズ(1878年)岩波文庫 ¥864
   → http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2014-04-07
 7 「ワシントン・スクエア」ヘンリー・ジェイムズ(1880年)岩波文庫 ¥907
   → http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2014-06-02
 8 「ハックルベリ・フィンの冒険」トウェイン(1885年)角川文庫 ¥821
   → http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2014-07-19-1
   → http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2014-07-19-2
 9 「アウルクリーク橋の出来事」ビアス(1892年)古典新訳文庫  ¥700
   → http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2014-04-13
10 「シスター・キャリー」ドライサー(1900年)岩波文庫 ¥1166・¥1166
   → http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2014-06-05
   → http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2014-06-09

 以上で、全14冊、13,036円でした。

 例によって、「なんであの作品が入っていないの?」という声が聞こえそうです。
 次回に、若干の補足説明をさせてください。

 さいごに。(スマホ、やーめた)

 先日妻が、ようやくスマホにしました。アイフォンです。
 私も興味があったので、ちょっといじらしてもらったのですが・・・

 この年になると、新しいものに適応するのがたいへん。実にめんどくさいです。
 新しい操作方法に、ついていけないし、また、ついていく気もなくなりました。

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