負けた者がみな貰う [20世紀イギリス文学]
「負けた者がみな貰う」 グレアム・グリーン作 丸谷才一訳 (ハヤカワepi文庫)
中年のヒラ会計係と美しい恋人をめぐる、愛とギャンブルとすれ違いの物語です。
グリーンには珍しく、小粋で軽快なラブストーリーです。
ハヤカワepi文庫の「グレアム・グリーン・セレクション」で読むことができます。
訳は丸谷才一。名訳です。とても読みやすいです。
主人公の「ぼく」は、40歳でバツイチの、さえないヒラ会計係です。
幸運を手にして、若く美しい「ケアリー」と結婚することになりました。
ある日突然、会社を牛耳る「御老体」から、呼ばれました。
そして、彼の気まぐれで、モナコで結婚式を挙げることになりました。
そこにはカジノがあり、「ぼく」はギャンブルに手を出してしまいます。
会計士である「ぼく」は、当たりの出方に、ある種の法則を見出します。
絶望したら幸運が訪れ、勝ったつもりが大事なものを無くしていて・・・
大金持ちになった時、思い出すのは、ロールパンだけで過ごした日々・・・
そして、「ぼく」が選んだ道は・・・
面白くて痛快! しかも、人生の真理を描いています。
この作品と「第三の男」は、グリーンの入門書としてオススメです。
ちなみに、グリーンの作品で私のイチオシは、「情事の終り」です。
「第三の男」→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2014-11-14
「情事の終り」→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2014-10-19
http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2014-10-20
さいごに。(ゲートホテル)
東京旅行では、浅草の雷門近くのゲートホテルの12階に泊まりました。
部屋から、スカイツリーの眺めが、みごとでした!
中年のヒラ会計係と美しい恋人をめぐる、愛とギャンブルとすれ違いの物語です。
グリーンには珍しく、小粋で軽快なラブストーリーです。
ハヤカワepi文庫の「グレアム・グリーン・セレクション」で読むことができます。
訳は丸谷才一。名訳です。とても読みやすいです。
負けた者がみな貰う―グレアム・グリーン・セレクション (ハヤカワepi文庫)
- 作者: グレアム グリーン
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2004/12
- メディア: 文庫
主人公の「ぼく」は、40歳でバツイチの、さえないヒラ会計係です。
幸運を手にして、若く美しい「ケアリー」と結婚することになりました。
ある日突然、会社を牛耳る「御老体」から、呼ばれました。
そして、彼の気まぐれで、モナコで結婚式を挙げることになりました。
そこにはカジノがあり、「ぼく」はギャンブルに手を出してしまいます。
会計士である「ぼく」は、当たりの出方に、ある種の法則を見出します。
絶望したら幸運が訪れ、勝ったつもりが大事なものを無くしていて・・・
大金持ちになった時、思い出すのは、ロールパンだけで過ごした日々・・・
そして、「ぼく」が選んだ道は・・・
面白くて痛快! しかも、人生の真理を描いています。
この作品と「第三の男」は、グリーンの入門書としてオススメです。
ちなみに、グリーンの作品で私のイチオシは、「情事の終り」です。
「第三の男」→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2014-11-14
「情事の終り」→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2014-10-19
http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2014-10-20
さいごに。(ゲートホテル)
東京旅行では、浅草の雷門近くのゲートホテルの12階に泊まりました。
部屋から、スカイツリーの眺めが、みごとでした!
2015-04-09 05:52
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