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2016年3月発売の気になる文庫本 [来月発売の気になる文庫本]

 2016年3月発売予定の文庫本で、気になるものを独断で紹介します。
 データは、出版社等のHPやメールマガジンを参考にしています。


◎ 文春文庫(3/10)から、次の2点。

・「名画の謎 旧約・新約聖書篇」 中野京子
 → ギリシア神話篇の姉妹作。待望の文庫化。迷わず買い。

・「街場の文体論」 内田樹
 → どうしても伝えたかったことが詰まった本。待望の文庫化。買い。


◎ 光文社古典新訳文庫(3/11)から、次の2点。

・「二都物語(上)(下)」 ディケンズ
 → ディケンズの中で最も好きな作品。新潮文庫の新訳と読み比べたい。

・「失われた世界」 ドイル
 → 小学生の頃から大好きな作品。創元やハヤカワと読み比べたい。


◎ 角川文庫(3/25)から、次の2点。

・「D坂の殺人事件」 江戸川乱歩
・「武蔵野」 国木田独歩
 → これらの名作がなぜ突然刊行されるのか。角川文庫の目論見が気になる。


◎ おまけ1(雑誌「ダ・ヴィンチ」に思う)

 以前「ダ・ヴィンチ」を購読していましたが、今では図書館で見ています。
 というのも、へんな(?)特集が多くて、買うのをやめてしまったため。

 たとえば、現在出ている3月号の特集は「2.5次元」と「マンガ」です。
 「2.5次元へようこそ」って言われてもねえ・・・

 基本的に文芸誌でありながら、文芸以外の記事が多いのが、私には残念。
 先月の2月号の特集は、「オードリー」と「落語」でした。なんで?

 2月号も3月号は、ほとんど読むところがありませんでした。
 毎年確実に満足するのは、年間ランキングを出す1月号だけです。

 それでも中綴じの「新刊文庫情報」だけは、とてもありがたいです。
 これで、買いそびれた本のチェックをしています。重版も載せてほしい。

 と、勝手なことばかり書いてしまいました。もちろん個人的な感想です。
 今の編集方針に大満足だ、という人もいるかもしれません。


◎ おまけ2(岩波文庫リクエスト復刊)

 2月に、岩波文庫の「マハーバーラタ ナラ王物語」が重版されました。
 面白くて美しい物語で、インド古典文学の傑作です。これは買わなくては。

 そして、2月23日には「春のリクエスト復刊」がありました。
 33点40冊のリストを見て、涙が出そうになりました。

 ディドロの「ラモーの甥」、ゾラの「ジェルミナール」全3冊、
 そしてお待ちかね、シラーの「群盗」が復刊されるのです。

 リクエストしてきたかいがありました。ありがとう、岩波さん。
 売り切れてしまう前に、ぜひ買わなくては。


◎ さいごに。(みんなのお弁当)

 うちのママさんは、最近お弁当を盛り付けたあと、写真を撮っています。
 「みんなのお弁当」に、その写真を投稿しているのだそうです。

 私のお弁当を探してみたのですが、画像が多すぎて見つかりませんでした。
 それでも、とても美しいお弁当ばかりで、見ていて楽しかったです。

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