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2018年4月発売の気になる文庫本 [来月発売の気になる文庫本]

 2018年4月発売予定の文庫本で、気になるものを独断で紹介します。
 データは、出版社やamazonの、HPやメルマガを参考にしています。


・4/1 「決定版 快読シェイクスピア」 河合隼雄・松岡和子 (新潮文庫)
 → 以前ちくま文庫から出ていた本の改版か。少し気になる。

・4/6 「ボルヘス怪奇譚集」 ホルヘ・ルイス・ボルヘス (河出文庫)
 → 世界の怪奇譚の数々。以前単行本で出ていたものの文庫化。気になる。

・4/9 「フィレンツェ史(上・下)」 マキァヴェッリ (ちくま学芸文庫)
 → フィレンツェの権力闘争がドラマチックに描かれている。気になる。


◎ おまけ(書店いまむかし)

 先日、市で一番大きな書店に、岩波文庫の復刊本を買いに行きました。
 しかし、「ルーマニア日記」も「獣人」も「多情仏心」も無かったです!

 これらの復刊本が出たのが1ヶ月前。確かに私は、行くのが遅すぎました。
 家に帰って、アマゾンで注文したら、なんと数日後には届くと言います。

 私が社会人になりたての頃(30年近く前)、書店事情は全く違いました。
 書店に注文して2~3週間待ち。結局買えないということもしばしば。

 インターネットの普及によって、世の中は本当に便利になりました。
 今は、読みたい本がすぐに届く。待たされるストレスが無くなりました。

 もう一つネットの普及で 、私が有り難く思っているのは、新刊情報です。
 書店等のHPのおかげで、本を買いそびれることが全く無くなりました。

 30年ほど前は、そもそもどんな本が出ているのか、分かりませんでした。
 読みたい本が出ているのに、書店に無いので出会えないということも。

 今回の場合、昔だったら「ルーマニア日記」の復刊に気付かなかった。
 ネットのおかげで、本との出会いの場が、圧倒的に広がりました。

 では、ネットだけで本の購入は完結するのか?
 ネットで情報を得て、ネットで注文すれば、書店に足を運ぶ必要は無い。

 しかし、私は書店で本を手に取って、よく確かめてから購入したいです。
 読みたかった作品が、どんな本になったのかを、買う前に味わいたい 。

 昔の書店には、「こんな本が出ていたのか!」という感動がありました。
 今の書店には、「こんな本になって出たのか!」という感動があります。

 というわけで、書店は本を実際に手に取って味わって、購入する場です。
 不幸にして目当ての本が無かった場合は、ネット書店を利用したいです。

 アマゾンのリンクを貼っておきながら、何を言うかと言われそうですが、
 できるだけ地元の書店に足を運び、手に取って味わいながら購入したい。


ルーマニア日記 (岩波文庫 赤 436-2)

ルーマニア日記 (岩波文庫 赤 436-2)

  • 作者: カロッサ
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1953/03/05
  • メディア: 文庫




◎さいごに(桜満開)

 まだ3月ですが、近所の公園の桜が満開です。今年は本当に早い。
 家の窓から桜並木が見られるので、朝からとても気分が良いです。

P1070916-2.jpg

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