SSブログ

漫画版 世界の歴史1 [哲学・歴史・芸術]

 「漫画版 世界の歴史」 (集英社文庫)


 集英社版の学習漫画「世界の歴史」を、大人向けに文庫化し再編集したものです。
 20巻だった学習漫画を全10巻にまとめ、金額は6480円とお手頃になりました。


漫画版 世界の歴史 全10巻セット (漫画版 世界の歴史) (集英社文庫)

漫画版 世界の歴史 全10巻セット (漫画版 世界の歴史) (集英社文庫)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2009/05/25
  • メディア: 文庫



 どの出版社の学習漫画「世界の歴史」を購入するか。それが一つの課題でした。
 目的は主に、小学6年生に娘に読ませたかったからです。

 集英社文庫の漫画版「世界の歴史」を選んだのは、第一に、文庫本だからです。
 文庫本好きの私にとっては、なんといってもそれが最も大きなポイントでした。

 コンパクトで場所を取らず、比較的安く手に入ることは、文庫本の美徳です。
 たとえばこれが単行本だと、大きさは倍以上、値段は3倍以上にもなります。

 また、集英社のものは、内容に信頼がおけることも、大事なポイントでした。
 ビリギャルの坪田先生は、「世界の歴史」については集英社を勧めていました。
 (ビリギャルの流行以後、巷では坪田式が、ひとつの基準になっています。)

 さて、3巻まで読んでみましたが、世界史の大きな流れがよくわかりました。
 また、改めてイラストの力を知りました。絵によって人物が印象に残りました。

 時に、架空の人物が活躍して、実在の人物のように見える点が玉にキズでした。
 第3巻のヴェネツィア商人エンリコと息子の物語は、やけに印象に残って・・・

 また、活字が小さいため読みにくかったです。縮小されているから当然ですが。
 しかし、老眼の私にはこれは痛かったです。小説以上に、目が疲れました。

 さて、第1巻は「ペルシア帝国とローマ帝国」で、古代ヨーロッパを描いていて、
 第2巻は「三国志と唐の繁栄」で、古代中国を描いています。

 第3巻の「十字軍とイスラーム」では、中世の東洋と西洋の交流を描いています。
 という具合に、巻の構成も、しっかりと考えられています。

 では、娘はどういう点を大事にしているかというと、絵の好みなのです。
 どんなに内容が良くても、絵が好みでないと、読む気が起きないのだそうです。

 ちなみに、娘は第1巻の最初をちょこっと読んだだけで、放ってあります。
 絵の好みが合わなかったのか? できるだけ読んでくれるといいのだけど。

 さいごに。(「日本の歴史」は?)

 学習漫画「日本の歴史」については、集英社版はダメなのだそうです。
 坪田先生は、小学館の「少年少女 日本の歴史」を、強く勧めていました。

 しかも、最新版は内容が薄まったから、旧版の方がいい、と書いてあるらしい。
 しかし、小学館は、最新版で内容が薄まったのは他社の製品だと言っています。


学習まんが少年少女日本の歴史(23冊セット)

学習まんが少年少女日本の歴史(23冊セット)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 1998/02/24
  • メディア: 単行本



nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:

nice! 3

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。