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男の作法(板坂元) [読書・ライフスタイル]

 「男の作法」 板坂元 (PHP文庫)


 男のマナーやお洒落について、著者がこだわりを持って語ったエッセイです。
 1990年代の私のバイブルでしたが、著者は2004年に亡くなり現在は絶版です。


男の作法 (PHP文庫)

男の作法 (PHP文庫)

  • 作者: 板坂 元
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 1997/08
  • メディア: 文庫



 エチケットの意味、ダンディズムの心、お洒落のポイント、小道具の使い方、
 ネクタイのルール、食事のマナー、ナプキンの扱い方、チップの渡し方・・・

 様々なことがらを通して、男の作法の基本を伝授してくれます。
 中でも興味深かったのは、「背広のルール」(P135~)です。

 英国のダークスーツは、ジョージ四世とボウ・ブランメルが流行させました。
 そして、英国がナポレオンを破ったため、それが主流になったのだと言う!

 「自分が何を着ていたのか、相手に思い出させるようでは落第だ」。
 このような美意識を、20代後半で学びました。社会人になる前に知りたかった。

 しかし、西洋の階級社会に影響されてか、時々「おや?」と思う発言があります。
 「階級の違う人間を無視するのは当然だ」とか、平然と書いているし。

 さて、私と同じ世代(50代)にとって、板坂元は忘れられない人だと思います。
 90年代には、「サライ」のコラムを連載していて、多くのマナー本を出しました。

 私は当時、板坂のファンで、氏の書いたものはなんでもかんでも読んでいました。
 小学館ショトルライブラリーから出ていた「紳士」シリーズは、必ず買いました。


紳士の小道具 (Shotor Library)

紳士の小道具 (Shotor Library)

  • 作者: 板坂 元
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 1993/11
  • メディア: 単行本



 さいごに。(愛校活動)

 6年生には、愛校活動というものがあり、早く登校して清掃などをしています。
 娘はぶつぶつ言いながら家を出ます。「愛校」につなげるのは難しい?

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