シェイクスピアを楽しむために [17世紀文学]
「シェイクスピアを楽しむために」 阿刀田高 (新潮文庫)
シェイクスピアの代表作11編について、あらすじや蘊蓄を軽妙に紹介した入門書です。
阿刀田高の解説シリーズの一冊で、2003年に新潮文庫から出ています。
数あるシェイクスピアものの一冊です。第1章はその生涯です。
第2章からは、以下の11編を選んで、阿刀田式に蘊蓄を混ぜて紹介しています。
「ハムレット」 「ロミオとジュリエット」
「オセロー」 「夏の夜の夢」
「ベニスの商人」 「ジュリアス・シーザー」
「ヘンリー四世」 「ウィンザーの陽気な女房たち」
「リチャード三世」 「マクベス」
「リア王」
以上、悲劇、喜劇、史劇と、バランスよく選択されています。
私的には、「テンペスト(あらし)」を入れてほしかったが・・・
相変わらず阿刀田の語り口は、縦横無尽でしかもとても軽快です。
また、知らず知らずのうちに、さまざまな知識が身に付いています。
私はこの本で初めて、「ジュリアス・シーザー」が史劇ではないと知りました。
これまでシェイクスピアの史劇の定義なんて、考えたこともありませんでした。
というより、シェイクスピアの史劇そのものに、あまり興味が無かったです。
しかしこの本を読んで、「リチャード三世」は読みたいと思いました。
さて、今年2019年は、シェイクスピアの作品をある程度まとめて読む予定です。
すでに読んだものも入れて、読むべき作品を考えてみました。
まず四大悲劇「ハムレット」「オセロー」「リア王」「マクベス」は外せません。
また、「ロミオとジュリエット」と「ジュリアス・シーザー」も外せません。
喜劇では、「夏の夜の夢」「ベニスの商人」「あらし」は外せないでしょう。
できれば「お気に召すまま」「十二夜」「終わりよければ全てよし」も入れたい。
史劇も、「リチャード三世」だけは読んでおきたいです。
そうすると、軽く10作品は超えてしまいそうです。まあ、仕方がないか。
幸い、現在、ちくま文庫から松岡訳、角川文庫から河合訳が出ています。
どちらも新訳で読みやすいです。問題は、どちらを選ぶかですね。
私は角川文庫の河合訳を選んでいますが、まだ刊行されていない作品が多いです。
その点、ちくま文庫版は、読みたい作品がたいてい刊行されているので良いです。
さいごに。(食べ盛り)
娘は、小学校から帰って来ると、食パン1枚にチーズをのせて食べるのだそうです。
その後の夕食も、私と同じくらい食べます。体重はまだ40キロないというのに。
背はニョキニョキと伸びています。今がまさに育ち盛り、食べ盛りなのでしょうね。
幼稚園時代、給食を食べるのが遅くて心配したのが、まったく冗談のようです。
シェイクスピアの代表作11編について、あらすじや蘊蓄を軽妙に紹介した入門書です。
阿刀田高の解説シリーズの一冊で、2003年に新潮文庫から出ています。
数あるシェイクスピアものの一冊です。第1章はその生涯です。
第2章からは、以下の11編を選んで、阿刀田式に蘊蓄を混ぜて紹介しています。
「ハムレット」 「ロミオとジュリエット」
「オセロー」 「夏の夜の夢」
「ベニスの商人」 「ジュリアス・シーザー」
「ヘンリー四世」 「ウィンザーの陽気な女房たち」
「リチャード三世」 「マクベス」
「リア王」
以上、悲劇、喜劇、史劇と、バランスよく選択されています。
私的には、「テンペスト(あらし)」を入れてほしかったが・・・
相変わらず阿刀田の語り口は、縦横無尽でしかもとても軽快です。
また、知らず知らずのうちに、さまざまな知識が身に付いています。
私はこの本で初めて、「ジュリアス・シーザー」が史劇ではないと知りました。
これまでシェイクスピアの史劇の定義なんて、考えたこともありませんでした。
というより、シェイクスピアの史劇そのものに、あまり興味が無かったです。
しかしこの本を読んで、「リチャード三世」は読みたいと思いました。
さて、今年2019年は、シェイクスピアの作品をある程度まとめて読む予定です。
すでに読んだものも入れて、読むべき作品を考えてみました。
まず四大悲劇「ハムレット」「オセロー」「リア王」「マクベス」は外せません。
また、「ロミオとジュリエット」と「ジュリアス・シーザー」も外せません。
喜劇では、「夏の夜の夢」「ベニスの商人」「あらし」は外せないでしょう。
できれば「お気に召すまま」「十二夜」「終わりよければ全てよし」も入れたい。
史劇も、「リチャード三世」だけは読んでおきたいです。
そうすると、軽く10作品は超えてしまいそうです。まあ、仕方がないか。
幸い、現在、ちくま文庫から松岡訳、角川文庫から河合訳が出ています。
どちらも新訳で読みやすいです。問題は、どちらを選ぶかですね。
私は角川文庫の河合訳を選んでいますが、まだ刊行されていない作品が多いです。
その点、ちくま文庫版は、読みたい作品がたいてい刊行されているので良いです。
さいごに。(食べ盛り)
娘は、小学校から帰って来ると、食パン1枚にチーズをのせて食べるのだそうです。
その後の夕食も、私と同じくらい食べます。体重はまだ40キロないというのに。
背はニョキニョキと伸びています。今がまさに育ち盛り、食べ盛りなのでしょうね。
幼稚園時代、給食を食べるのが遅くて心配したのが、まったく冗談のようです。
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