話を聞かない男、地図が読めない女 [理系本]
「話を聞かない男、地図が読めない女 男脳・女脳が謎を解く」
アラン・ピーズ&バーバラ・ピーズ著 藤井留美訳 (主婦の友社文庫)
男と女の違いを、誰もが思い当たる日常的行動を例に分かりやすく解説した本です。
2000年に出た単行本が多くのマスコミに取り上げられ、一大ブームとなりました。
男は女にイライラしています。
運転が下手、地図を逆さまにする、方向音痴、突然怒る、無駄なおしゃべり・・・
女は男にイライラしています。
鈍感、のんき、人の話を聞かない、他人の気持ちが分からない、話をしない・・・
そのようなすれ違いを、男脳と女脳の違いから易しく解説したのがこの本です。
脳の配線と全身を巡るホルモン。この二つが行動と思考を支配していると言います。
男性から見ると女性はまるでレーダー探知機です。不思議なほど感覚が鋭いのです。
私自身、妻の観察力に驚かされます。「お菓子食べたでしょ」とすぐ見抜かれます。
子供を育て、家を守る立場上、周りの変化にすぐ気付く必要があるからだそうです。
そして実際、女性の方が網膜にある細胞の種類が多く、周辺視野が広いと言います。
女性は視野が広がるよう進化し、捕食者から身を守れるようになりました。
逆に、狩猟者としての男性は、獲物を逃さないよう前方が見えるよう進化しました。
だから例えば、私が帰宅しても妻の髪型の変化に気付かず、食卓で対面して「美容院
に行った?」と聞く頃には、妻はプリプリしているということが起こるわけですね。
この本を読みながら、私は何度も「なるほど!」と膝を打ちました。
中でも最も大きな「気づき」は、「女性の沈黙は相手への罰である」ということです。
「沈黙の罰を与えられた男が、そのことに気づくのに平均9分かかる。それまでは、
女の沈黙をありがたいボーナスだと勘違いして、『静かなひととき』を楽しむのだ。」
(P120)
9分で気づく人はいいです。私はまったく気づきませんでした。
そしていつも、静かな時間をたっぷり満喫していました!(汗)
それでも私にとって幸いだったのは、この本と結婚後早い段階で出会ったことです。
3月の終わりに結婚して、11月にこの文庫本を読んで、多くを学びました。
女はなぜ直感が働くのか? なぜ嘘を見破るのか? なぜ電話が長いのか?
なぜ理屈ではなく感情に訴えるのか? なぜすぐ共感を求めるのか? なぜ・・・
あれから20年経ちました。そろそろ読み返す時期かもしれません。
熟年離婚とかは嫌ですから。読めばきっとまた、多くの気づきがあると思います。
さいごに。(結婚20周年)
もうすぐ結婚20周年です。それにしても、よく今までお互いに我慢してきました!
素直に相手の寛容さに感謝したいところです。(笑)
そこで、ささやかながら、記念の旅行をしようと話していました。
しかし、新たな変異株が出てきて計画は頓挫。しばらくは無理でしょうか。
アラン・ピーズ&バーバラ・ピーズ著 藤井留美訳 (主婦の友社文庫)
男と女の違いを、誰もが思い当たる日常的行動を例に分かりやすく解説した本です。
2000年に出た単行本が多くのマスコミに取り上げられ、一大ブームとなりました。
男は女にイライラしています。
運転が下手、地図を逆さまにする、方向音痴、突然怒る、無駄なおしゃべり・・・
女は男にイライラしています。
鈍感、のんき、人の話を聞かない、他人の気持ちが分からない、話をしない・・・
そのようなすれ違いを、男脳と女脳の違いから易しく解説したのがこの本です。
脳の配線と全身を巡るホルモン。この二つが行動と思考を支配していると言います。
男性から見ると女性はまるでレーダー探知機です。不思議なほど感覚が鋭いのです。
私自身、妻の観察力に驚かされます。「お菓子食べたでしょ」とすぐ見抜かれます。
子供を育て、家を守る立場上、周りの変化にすぐ気付く必要があるからだそうです。
そして実際、女性の方が網膜にある細胞の種類が多く、周辺視野が広いと言います。
女性は視野が広がるよう進化し、捕食者から身を守れるようになりました。
逆に、狩猟者としての男性は、獲物を逃さないよう前方が見えるよう進化しました。
だから例えば、私が帰宅しても妻の髪型の変化に気付かず、食卓で対面して「美容院
に行った?」と聞く頃には、妻はプリプリしているということが起こるわけですね。
この本を読みながら、私は何度も「なるほど!」と膝を打ちました。
中でも最も大きな「気づき」は、「女性の沈黙は相手への罰である」ということです。
「沈黙の罰を与えられた男が、そのことに気づくのに平均9分かかる。それまでは、
女の沈黙をありがたいボーナスだと勘違いして、『静かなひととき』を楽しむのだ。」
(P120)
9分で気づく人はいいです。私はまったく気づきませんでした。
そしていつも、静かな時間をたっぷり満喫していました!(汗)
それでも私にとって幸いだったのは、この本と結婚後早い段階で出会ったことです。
3月の終わりに結婚して、11月にこの文庫本を読んで、多くを学びました。
女はなぜ直感が働くのか? なぜ嘘を見破るのか? なぜ電話が長いのか?
なぜ理屈ではなく感情に訴えるのか? なぜすぐ共感を求めるのか? なぜ・・・
あれから20年経ちました。そろそろ読み返す時期かもしれません。
熟年離婚とかは嫌ですから。読めばきっとまた、多くの気づきがあると思います。
さいごに。(結婚20周年)
もうすぐ結婚20周年です。それにしても、よく今までお互いに我慢してきました!
素直に相手の寛容さに感謝したいところです。(笑)
そこで、ささやかながら、記念の旅行をしようと話していました。
しかし、新たな変異株が出てきて計画は頓挫。しばらくは無理でしょうか。
2021-12-08 17:34
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