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マスターズ陸上のことと文庫専門書店 [その他・雑感]

 東京の国立競技場で行われた「マスターズ陸上」に参加しました。

 これは、年齢別(5歳ごと)で競う、中高年の陸上競技会です。
 私は43歳なので、M40(男子40歳~44歳)というグループです。

 19日に、400mと400mハードルに出場しました。
 この大会の特徴は、全てタイムレース決勝で行われるところです。

 普通は、予選があって、準決勝があって、決勝がありますよね。
 でも、この年齢で、そんなにたくさん走ることはできません。

 ですから、一発決勝で行い、組での順位は関係なくて、
 タイムだけで、全体の順位を付けます(タイムレース)。

 1位のKさんは、51秒台でマスターズ日本記録でした!
 40歳で51秒台って、すごいことですよ。
 私は54秒台ですから、完全に力不足でした。

 この種目も40歳の新しい勢力が続々登場。嬉しいことです。
 またさらに、走るのが楽しくなりました。

 大会では、年に1回だけ会う仲間と、たくさん会えました。
 この年齢になると、競走相手というより、みんな競技仲間です。
 ですから、良いタイムが出ると、自然に拍手がわきおこります。

 さて、私の出る日は19日だけでしたが、東京に2泊しました。
 18日は大地屋書店に行き、20日は八重洲ブックストアへ。

 大地屋書店は、池袋の丸井の近くにある、文庫専門書店です。
 私は、インターネットで知って、ぜひ行ってみたいと思っていました。

 分かりやすい場所なのに、最初はなかなか見つかりませんでした。
 というのも、予想以上に、こじんまりとしていたからです。
 小学校の教室の広さぐらいでしょうか。

 しかし品揃えは私好みで、世界文学の名作は、ほとんどありました。
 なにか、掘り出し物がありそうな感じもしました。
 全ての棚に目を通したので、結局、1時間半ほどもいました。

 サッカレーの「虚栄の市(三)」があるかと期待しましたが、残念。
 (一)(二)(四)はあるのですが、(三)だけ見当たりませんでした。

 しかし、阿刀田高の「ホメロスを楽しむために」を発見!
 すでに品切れになっている良書です。もちろん、買いました。

ホメロスを楽しむために (新潮文庫)


 20日には、八重洲ブックストアに行きました。10年ぶりです。
 ここは本好きの殿堂です。品揃えの多さに圧倒されます。

 文庫本コーナーへ直行し、全棚見たので、なんと3時間近くいました。
 ここでは、イプセンの「幽霊」(岩波文庫)を発見。しかも2冊も。
 品切れで手に入りにくい本なので、1冊だけ購入。

 そのほか、地元で買えるような本も、5000円ほど買ってしまいました。
 買い物かごが置いてあるので、ついついかごに入れたくなるのですね。
 おかげで、帰りのスーツケースが、重い重い。

幽霊 (岩波文庫)


 ということで、私にとって、楽しい東京遠征でした。
 それにしても、こんな勝手をさせてくれた、妻の寛容さに感謝です。
 妻はこの間、娘を連れて実家に帰っていたのです。

 優勝したことをメールしたら、娘は喜んで踊っていたとのこと。
 おみやげは、東京バナナのレーズンサンドにしました。
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