赤毛のアン [20世紀アメリカ文学]
「赤毛のアン」 モンゴメリ作 村岡花子訳 (新潮文庫)
プリンス・エドワード島の自然の中で繰り広げられる、アンの少女時代の物語です。
モンゴメリはカナダの作家です。多くのファンを持つアン・シリーズの第1巻です。
新潮文庫版ほか、集英社文庫、講談社文庫、角川文庫などから出ています。
集英社文庫の松本訳は、訳注が豊富で詳しくて、とても分かりやすいです。
アンといったら村岡花子の新潮文庫版。NHKドラマでも話題になりました。
村岡は戦時中、命がけで原書を守り抜きました。魂のこもった名訳です。
孤児院から男の子を引き取ることになっていた、マシュウとマリラの老兄妹。
しかし、やってきたのは、やせっぽっちでソバカスで赤毛の女の子でした。
彼女の名前は「アン」。11歳。
マシュウとマリアに見守られながら、アンはのびのびと成長していきます。
ダイアナとの友情、ギルバートとのけんか、次から次に起こる様々な事件。
そして、アンの突飛な空想と、果てしなく続くおしゃべり・・・
作品全体に、人間的な暖かさとユーモアにあふれています。
マリラとアンのやりとりは絶妙。何度も笑ってしまいました。
さて、「何を今さら」と言われそうですが・・・
NHKの「花子とアン」は、「訳者村岡花子と赤毛のアン」のことなのですね。
実は最近まで、そういうドラマが流行っていることさえ知りませんでした。
書店で「赤毛のアン」が平積みされているのを、不思議に思っていたのです。
このドラマのおかげで、私も「赤毛のアン」を手にする機会を得ました。
想像以上にすばらしかったです。また、ラストは涙なしには読めません。
続編「アンの青 春」「アンの愛情」も、読んでみたくなりました。
このあとの、ギルバートとの関係が、気になって気になって。
さて、「花子とアン」には、あの白蓮も出ているそうですね。
この機会に、菊池寛の「真珠夫人」も読んでみたいです。
さいごに。(アニメ「赤毛のアン」)
NHKの「花子とアン」は、今週で終了するのですね。
しかし、世界名作劇場「赤毛のアン」は、BSで再放送されています。
娘と妻がはまっていて、毎回録画して見ています。
私も時々見ますが、原作に忠実なところがいいと思います。
プリンス・エドワード島の自然の中で繰り広げられる、アンの少女時代の物語です。
モンゴメリはカナダの作家です。多くのファンを持つアン・シリーズの第1巻です。
新潮文庫版ほか、集英社文庫、講談社文庫、角川文庫などから出ています。
集英社文庫の松本訳は、訳注が豊富で詳しくて、とても分かりやすいです。
アンといったら村岡花子の新潮文庫版。NHKドラマでも話題になりました。
村岡は戦時中、命がけで原書を守り抜きました。魂のこもった名訳です。
孤児院から男の子を引き取ることになっていた、マシュウとマリラの老兄妹。
しかし、やってきたのは、やせっぽっちでソバカスで赤毛の女の子でした。
彼女の名前は「アン」。11歳。
マシュウとマリアに見守られながら、アンはのびのびと成長していきます。
ダイアナとの友情、ギルバートとのけんか、次から次に起こる様々な事件。
そして、アンの突飛な空想と、果てしなく続くおしゃべり・・・
作品全体に、人間的な暖かさとユーモアにあふれています。
マリラとアンのやりとりは絶妙。何度も笑ってしまいました。
さて、「何を今さら」と言われそうですが・・・
NHKの「花子とアン」は、「訳者村岡花子と赤毛のアン」のことなのですね。
実は最近まで、そういうドラマが流行っていることさえ知りませんでした。
書店で「赤毛のアン」が平積みされているのを、不思議に思っていたのです。
このドラマのおかげで、私も「赤毛のアン」を手にする機会を得ました。
想像以上にすばらしかったです。また、ラストは涙なしには読めません。
続編「アンの青 春」「アンの愛情」も、読んでみたくなりました。
このあとの、ギルバートとの関係が、気になって気になって。
さて、「花子とアン」には、あの白蓮も出ているそうですね。
この機会に、菊池寛の「真珠夫人」も読んでみたいです。
さいごに。(アニメ「赤毛のアン」)
NHKの「花子とアン」は、今週で終了するのですね。
しかし、世界名作劇場「赤毛のアン」は、BSで再放送されています。
娘と妻がはまっていて、毎回録画して見ています。
私も時々見ますが、原作に忠実なところがいいと思います。
『アンの青春』『アンの愛情』はおすすめですよ。アンシリーズの中でもこの辺りが一番好きです。あとは『アンの娘リラ』も良いです。アンの末娘が主人公で、第一次世界大戦の影が見え隠れしています。
by あきえもん (2014-09-23 17:50)
あきえもんさん、コメントありがとうございます。
ぜひ読んでみたいと思っています。
by ike-pyon (2014-09-24 05:07)