ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら [中世文学]
「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」 阿部謹也訳 (岩波文庫)
14世紀に実在したと言われる、伝説の奇人オイレンシュピーゲルの物語です。
15世紀から16世紀にかけて、ドイツで流行した最も有名な民衆本です。
1990年に岩波文庫から出ました。訳は分りやすいです。
1話が短く、全96話に挿絵が付けられていて、絵本のように楽しく読めます。
伝説の放浪者オイレンシュピーゲルの、様々ないたずらを綴った物語です。
全96話の短いエピソードで構成されています。
あるときは司教の助手、あるときは料理人、ラッパ係、鍛冶屋、靴屋、パン屋、
仕立屋、皮職人、指物師、理髪師、小姓、道化、ニセ医者、ニセ画家、ニセ商人…
あらゆる職で、あらゆるいたずらをします。
それにしても、うんこネタが多すぎです。
例えば、山盛りのうんこに、スプーンをふたつ付けて…(第24話)。
例えば、うんこをだんごにして、ユダヤ人に売りつけて…(第35話)。
例えば、壁にうんこして、その匂いを隣の部屋に送って…(第77話)。
さらに、暖炉にうんこ、ベッドにうんこ、浴場にうんこ、食卓にうんこ、
食べ物の上にもうんこ … どこにでもうんこをします。
挿し絵にも、うんこの絵が多すぎです。
特に、第69話の裸でうんこしている絵は、頭にこびりついて離れません。
まだまだたくさんあります。こういうネタがお好きな人はどうぞ。
好きな人は楽しめると思います。(私は楽しめた)
ただし、我が家ではおおっぴらにこういう話はできません。妻が嫌がるので。
娘にこっそりと教えてあげたら、とても喜んでくれました。
ところで、この岩波文庫版は、訳注と解説が100ページも付いています。
オイレンシュピーゲルという名は、ある地方では「尻を洗う」という意味を持つとか、
たまに面白いことが書かれてはいますが、普通は読まないでしょう。
さいごに。 (ムートン)
地元のショッピングセンターで、「ムートン」という象のぬいぐるみを買いました。
かわいいです。妻も娘も、とても気に入っています。
14世紀に実在したと言われる、伝説の奇人オイレンシュピーゲルの物語です。
15世紀から16世紀にかけて、ドイツで流行した最も有名な民衆本です。
1990年に岩波文庫から出ました。訳は分りやすいです。
1話が短く、全96話に挿絵が付けられていて、絵本のように楽しく読めます。
伝説の放浪者オイレンシュピーゲルの、様々ないたずらを綴った物語です。
全96話の短いエピソードで構成されています。
あるときは司教の助手、あるときは料理人、ラッパ係、鍛冶屋、靴屋、パン屋、
仕立屋、皮職人、指物師、理髪師、小姓、道化、ニセ医者、ニセ画家、ニセ商人…
あらゆる職で、あらゆるいたずらをします。
それにしても、うんこネタが多すぎです。
例えば、山盛りのうんこに、スプーンをふたつ付けて…(第24話)。
例えば、うんこをだんごにして、ユダヤ人に売りつけて…(第35話)。
例えば、壁にうんこして、その匂いを隣の部屋に送って…(第77話)。
さらに、暖炉にうんこ、ベッドにうんこ、浴場にうんこ、食卓にうんこ、
食べ物の上にもうんこ … どこにでもうんこをします。
挿し絵にも、うんこの絵が多すぎです。
特に、第69話の裸でうんこしている絵は、頭にこびりついて離れません。
まだまだたくさんあります。こういうネタがお好きな人はどうぞ。
好きな人は楽しめると思います。(私は楽しめた)
ただし、我が家ではおおっぴらにこういう話はできません。妻が嫌がるので。
娘にこっそりと教えてあげたら、とても喜んでくれました。
ところで、この岩波文庫版は、訳注と解説が100ページも付いています。
オイレンシュピーゲルという名は、ある地方では「尻を洗う」という意味を持つとか、
たまに面白いことが書かれてはいますが、普通は読まないでしょう。
さいごに。 (ムートン)
地元のショッピングセンターで、「ムートン」という象のぬいぐるみを買いました。
かわいいです。妻も娘も、とても気に入っています。
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- 出版社/メーカー: サンエックス(株)
- メディア: おもちゃ&ホビー
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