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2015年4月発売の気になる文庫本 [来月発売の気になる文庫本]

 2015年4月発売予定の文庫本で、気になるものを独断で紹介します。
 データは、出版社等のHPやメールマガジンを参考にしています。


◎ 新潮文庫(4/1)の名作新訳コレクションから、次の1冊。

・ 「風と共に去りぬ(1)(2)」 マーガレット・ミッチェル
 → 待望の新訳。岩波文庫からも出ている。読み比べたい。


◎ 岩波文庫(4/16)から、次の1冊。

・ 「風と共に去りぬ(1)」 マーガレット・ミッチェル
 → 新潮文庫からは2巻同時に出た。どちらが買いか。気になる。


◎ 岩波現代文庫(4/16)から、次の1冊。

・ 「現代語訳 平家物語(上)(下)」 尾崎士郎
 → 「名訳」だという。全訳なら買い。


◎ 文春文庫(4/10)から、次の1冊。

・ 「おちくぼ物語」 田辺聖子
 → 「おちくぼ姫」とは違う訳なのか。そこが気になる。


◎ おまけ1 (ただでゲット、「入江のほとり」)

 丸善の「hontoカード」の会員登録をしたら、500ポイントもらえました。
 電子書籍のみとか、3000円以上で利用可とかいう条件は、一切なしです。

 さっそく、正宗白鳥の「入江のほとり」(497円)を注文しました。
 そしたら、本当に「入江のほとり」が送られてきたので、感動しました。


◎ おまけ2 (ただでゲット、キンドル本)

 キンドルのパソコン用のアプリが出たので、試してみました。
 漱石の「こころ」も、太宰の「人間失格」も、0円で手に入りました。

 ただし、文庫本ファンの私としては、もの足りないです。
 パソコンで文章を読むのは、読書というより、作業といった感じです。

 しかし、読書はやがて、電子書籍が主流になるでしょう。
 だからこそ、文庫本での読書に、こだわり続けたいです。


◎ さいごに。(パンダ)

 東京の旅行で最初に行ったのは、上野動物園のパンダです。
 ササを食べている姿が、おっさんくさくて、妙にかわいかったです。

 出て来てから、パンダの耳をつけて、家族写真を撮りました。
 しかし、デジカメの不具合で、パンダ関係の写真が全部ダメに。残念!


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伊藤淳子

「おちくぼ物語」は、1975年に刊行された「舞え舞え蝸牛 新・落窪物語」の新装版です。角川文庫「おちくぼ姫」はこの「舞え舞え~」を読みやすくしたものです。
「おちくぼ物語」は後半の復讐劇など作品としてさらに深みがあります。解説は美内すずえさん、カバーはいのまたむつみさんという夢のようなコラボレーションが実現した文庫です。ライトノベル風なので中高生にも手をとってもらい、田辺文学のすばらしさ、日本の歴史や古典のおもしろさに目覚めてもらえたらと願っています。
by 伊藤淳子 (2015-05-22 09:34) 

ike-pyon

伊藤さん、丁寧なコメントをありがとうございます。
「おちくぼ姫」や「舞え舞え蝸牛」との関係が、よく分かりました。
by ike-pyon (2015-05-27 05:19) 

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