138億年宇宙の旅2 [理系本]
「138億年宇宙の旅(下)」 ガルファール著 塩原通緒訳 (ハヤカワ文庫)
138億年の宇宙を自在に旅しながら、宇宙論の基本を学べるユニークな本の下巻です。
文庫の帯の言葉は「ホーキング博士の直弟子によるスリリングな宇宙論入門」です。
著者が学んだケンブリッジ大学には、当時スティーブン・ホーキング博士がいました。
博士に誘われて、ブラックホールと宇宙の起源について、研究することになりました。
この本は、ホーキング博士との研究の成果が、分かりやすい言葉で解説されています。
ところが下巻に入ると、いっきに数段階も難しくなりました。
特に分かりにくいのが、量子論が関わる部分です。粒子はあらゆる経路をとる?
宇宙には無はなく、量子場がある? そこでは仮想粒子が出たり消えたりしている?
反電子? 反粒子? 反物質? すべてが反物質でできている反世界がある?
量子の世界では、起こりうることはすべて起こるんだって?
ハイゼンベルクの不確定性原理。そして有名なシュレーディンガーの猫。
猫は死んでいると同時に死んでいない。死んでいながら、生きている・・・
何度読んでも分からないのですが、とにかく気にしないで読み進めました。
後半は読むペースがガクンと落ちながらも、どうにか最後までたどり着きました。
下巻では、ブラックホールの中に突入する場面が圧巻でした。
ロボットの裏切り(?)によって、事象の地平面を越えた「あなた」は・・・
「あなた」は、そこでどのような光景を目にするのか?
「あなた」は、いかにしてブラックホールから脱出したのか?
うまく想像できない場面もありましたが、とてもスリリングな体験ができました。
目で見えない場面を、「ヨガモード」を使って感じ取るところが、面白いですね。
この本は数式をほとんど使わず、宇宙を分かりやすく解説してくれました。
といっても、私が分かったのは半分くらいでしょうか・・・
10年前に新潮文庫から出た「宇宙創成」は、上巻の半分まで読んで挫折しました。
この機会に、今一度挑戦してみようか。
さいごに。(infobar xv 不具合)
infobar xv に、またもや不具合が生じました。
常に「圏外」で電話もメールもつながらないという、非常に深刻な問題です。
一時間奮闘したが、解決せず。しかし、友人に勧められて、再起動してみたら・・・
なんと、あっけなく解決しました。これを、「困ったときの再起動」と言うらしい。
138億年の宇宙を自在に旅しながら、宇宙論の基本を学べるユニークな本の下巻です。
文庫の帯の言葉は「ホーキング博士の直弟子によるスリリングな宇宙論入門」です。
著者が学んだケンブリッジ大学には、当時スティーブン・ホーキング博士がいました。
博士に誘われて、ブラックホールと宇宙の起源について、研究することになりました。
この本は、ホーキング博士との研究の成果が、分かりやすい言葉で解説されています。
ところが下巻に入ると、いっきに数段階も難しくなりました。
特に分かりにくいのが、量子論が関わる部分です。粒子はあらゆる経路をとる?
宇宙には無はなく、量子場がある? そこでは仮想粒子が出たり消えたりしている?
反電子? 反粒子? 反物質? すべてが反物質でできている反世界がある?
量子の世界では、起こりうることはすべて起こるんだって?
ハイゼンベルクの不確定性原理。そして有名なシュレーディンガーの猫。
猫は死んでいると同時に死んでいない。死んでいながら、生きている・・・
何度読んでも分からないのですが、とにかく気にしないで読み進めました。
後半は読むペースがガクンと落ちながらも、どうにか最後までたどり着きました。
下巻では、ブラックホールの中に突入する場面が圧巻でした。
ロボットの裏切り(?)によって、事象の地平面を越えた「あなた」は・・・
「あなた」は、そこでどのような光景を目にするのか?
「あなた」は、いかにしてブラックホールから脱出したのか?
うまく想像できない場面もありましたが、とてもスリリングな体験ができました。
目で見えない場面を、「ヨガモード」を使って感じ取るところが、面白いですね。
この本は数式をほとんど使わず、宇宙を分かりやすく解説してくれました。
といっても、私が分かったのは半分くらいでしょうか・・・
10年前に新潮文庫から出た「宇宙創成」は、上巻の半分まで読んで挫折しました。
この機会に、今一度挑戦してみようか。
さいごに。(infobar xv 不具合)
infobar xv に、またもや不具合が生じました。
常に「圏外」で電話もメールもつながらないという、非常に深刻な問題です。
一時間奮闘したが、解決せず。しかし、友人に勧められて、再起動してみたら・・・
なんと、あっけなく解決しました。これを、「困ったときの再起動」と言うらしい。
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