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2019年11月発売の気になる文庫本 [来月発売の気になる文庫本]

 2019年11月発売予定の文庫本で、気になるものを独断で紹介します。
 データは、出版社やamazonの、HPやメルマガを、参考にしています。

・11/7 「古事記神話入門」 三浦佑之 (文春文庫)
  → 「口語訳 古事記」の著者による古事記入門の決定版。改編文庫化。気になる。

・11/13 「今昔物語集 天竺篇 全現代語訳」 (講談社学術文庫)
  → 本朝篇が出たら終わりだと思った。まさか、天竺篇が出るとは! 気になる。

・11/13 「説苑(ぜいえん)」 劉向 (講談社学術文庫)
  → 古代中国の故事を集めたもの。文庫版はとても貴重。気になる。

・11/13 「謹訳 源氏物語」 林望 (祥伝社文庫)
  → 完結だったら買い。10巻合わせて1万円ほどになるか。少しずつ買わなければ。


◎ おまけ1(林真理子の「スカーレット」)

 書店で林真理子の「スカーレット」という文庫本が、平積みになっていました。
 私はてっきり、NHK朝の連ドラ「スカーレット」の原作かと思いました。

 ところが、「風邪と共に去りぬ」の一人称小説なのだと言う。これは、ぜひ読みたい。
 「風邪と共に去りぬ」は、林真理子を作家に導いた作品で、彼女の原点だと言う。

 ところでタイトルをよく見たら、「私はスカーレット」となっていました。
 「風と共に去りぬ」全5巻を読み切ったら、少し時間をおいて読みたいと思います。


◎ おまけ2(要約サイトのフライヤー)

 本の要約サイトの「Flier(フライヤー)」の、ゴールドプランに入りました。
 たまたまフェアをやっていて、最初の1か月は無料。来月から2000円+税です。

 半月ほど使ってみて、気づいたことがあります。それは、以下の2点。
 ①1冊10分と言うが、案外読む時間がない。 ②中には使えない要約がある。

 ①の「読む時間の問題」については、極めて個人的な問題です。
 要約が2000冊ほどあって、レビューを読むうちに、どの要約も読みたくなります。

 1日1要約を計画的に読もうと思っていましたが、その10分が取れなくて・・・
 今読んでいる「風と共に去りぬ」が面白すぎて、フライヤーは後回しにしてしまう。

 ②の「使えない要約」の問題は仕方がないことです。要約者のせいではありません。
 「使えない要約」は、もとが非常に大部で、既定の枚数では要約しきれない本です。

 たとえば、ヘロドトスの「歴史」は、岩波文庫で上中下の全三巻です。
 だから要約は、その序盤だけをちょこっと紹介しただけで終わっています。

 これではただの紹介です。要約ではないという意味で、「使えない要約」です。
 しかし、そこを割り切ることができれば、本の紹介としてはとても優れています。

 ほか、「風と共に去りぬ」も同じです。最初の3分の1ぐらいまででおしまい。
 「『全世界史』講義Ⅰ」「『全世界史』講義Ⅱ」も同じで、ほんの一部だけです。

 「遺伝子(上)」「人体600万年史(上)」などは、上巻だけの紹介でおしまい。
 最後には、「下巻も合わせて読むことをお勧めする」とか書いてあるし。

 逆に、「サピエンス全史」と「ホモ・デウス」は、上巻も下巻も要約されてます。
 この2つは、たいへん評判になったからでしょうか、要約もすばらしかったです。


◎さいごに。(最近話が合わなくて)

 月に2度ほど、娘は陸上教室へ行きます。車で30分離れた競技場に送ります。
 「パパがお迎えに行こうか」と言うと、「話が合わないからいや」と答えます。

 ママと娘はジャニーズの話題でよく花を咲かせています。30分もあっという間。
 では、私は娘が読んでいる本の話でもしようか。「ああ無情」を読んでいたけど。

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