2020年7月発売の気になる文庫本 [来月発売の気になる文庫本]
2020年7月発売予定の文庫本で、気になるものを独断で紹介します。
データは、出版社やamazonやhontoの、メルマガを主に参考にしています。
・7/7 「この世界を知るための 人類と科学の400万年史」
レナード・ムロディナウ(河出文庫)
→ 単行本で出て分かりやすいと評判だった科学史の本。気になる。
・7/10「図説 神さま仏さまの教えの物語 今昔物語集」小峯和明(青春文庫)
→ 図説というところが面白そうで気になる。図がきれいだったら買い。
・7/22「黒死病 ペストの中世史」ジョン・ケリー(中公文庫)
→ 迫力ある記述で評価が高い。アマゾンで中古が16000円。気になる。
・7/30「失われた世界【新訳版】」コナン・ドイル(創元SF文庫)
→ 私が本好きになったきっかけの本。現在多くの訳あり。気になる。
◎ フエンテスの「テラ・ノストラ」をどうするか?
1975年に出た「テラ・ノストラ」は、二段組みで1000ページ超の長大な小説です。
図書館で手に取ってみて、その重量感にビビリました。筋トレができそうです。
例によって話があちこち飛び、人称がころころ変わり、理解しがたい本だと言う。
取り掛かるには相当の時間と労力が必要ですが、私には今その両方がありません。
ということで、定年後の楽しみとして、取って置きたいと思っています。
ちなみに、以下のような魅力的な文章で始まります。ああ、定年が待ち遠しい!
「別の動物のことを夢見た最初の動物。怪物的ともいうべき、二本足で歩行するこ
とのできた最初の脊椎動物。かくして人間は、いまだに創造の源である泥土を、の
ほほんと、ありのままの姿で血を這いずりまわる動物たちの間に、恐怖を撒き散ら
したのである。・・・」(P19)
この小説は、木村榮一の「ラテンアメリカ十大小説」でも紹介されています。
冒頭の展開を読んだだけで、これがとてつもない物語であることが分かります。
◎ 「石蹴り遊び」を中古でゲット。
コルタサルのこの名作は、集英社文庫版の中古の相場が上下で4000円ほどでした。
そのため一時は、購入するのも読むのも諦めていました。
ところが、以前からチェックしていたサイトで、2100円で出たので購入しました。
送料を入れると2冊で2400円。若干高いけど、まあ、許容範囲としておきましょう。
多少傷みのある商品のようですが、届くのを楽しみにしています。
ただ、時間があまりないので、読むのはかなり先になりそうなのですが。
◎ 「ブラス・クーバスの死後の回想」は、新品が手に入った!
マシャード・ジ・アシスのこの名作は、古典新訳文庫で出たものの現在は絶版です。
中古はアマゾンで4000円超です。ところが、hontoでは定価でちゃんと買えました。
受取店に届くまで2週間以上かかりましたが、全国から取り寄せてくれたためです。
新品の本が、定価で買える。当たり前のようですが、とてもありがたいことです。
(ちなみに kindle unlimited で0円)
◎ 村上春樹の短編集発売!
hontoメールによると、7/18に文芸春秋から村上春樹の短編集が発売されるそうです。
タイトルは、「一人称単数」。6年ぶりとなる短編小説集。文庫化されたら買い。
◎ 岩波ジュニア新書「世界の神話」をチェック
文庫本ではないけど、岩波ジュニア新書は良書を出すので、時々チェックしています。
今回目にとまったのは、沖田瑞穂の神話入門書、「世界の神話」です。これは、買い。
世界中の神話を紹介し、その特徴と意味を述べています。詳しくは特設サイトを。
特設サイト→ https://www.iwanami.co.jp/jr40th/shinwa/
◎ さいごに。
むし暑い日が続きます。職場でクーラーをつけることが多くなりました。
室外と室内の温度差が大きいのでとても疲れます。最近はなかなか本が読めません。
データは、出版社やamazonやhontoの、メルマガを主に参考にしています。
・7/7 「この世界を知るための 人類と科学の400万年史」
レナード・ムロディナウ(河出文庫)
→ 単行本で出て分かりやすいと評判だった科学史の本。気になる。
・7/10「図説 神さま仏さまの教えの物語 今昔物語集」小峯和明(青春文庫)
→ 図説というところが面白そうで気になる。図がきれいだったら買い。
・7/22「黒死病 ペストの中世史」ジョン・ケリー(中公文庫)
→ 迫力ある記述で評価が高い。アマゾンで中古が16000円。気になる。
・7/30「失われた世界【新訳版】」コナン・ドイル(創元SF文庫)
→ 私が本好きになったきっかけの本。現在多くの訳あり。気になる。
◎ フエンテスの「テラ・ノストラ」をどうするか?
1975年に出た「テラ・ノストラ」は、二段組みで1000ページ超の長大な小説です。
図書館で手に取ってみて、その重量感にビビリました。筋トレができそうです。
例によって話があちこち飛び、人称がころころ変わり、理解しがたい本だと言う。
取り掛かるには相当の時間と労力が必要ですが、私には今その両方がありません。
ということで、定年後の楽しみとして、取って置きたいと思っています。
ちなみに、以下のような魅力的な文章で始まります。ああ、定年が待ち遠しい!
「別の動物のことを夢見た最初の動物。怪物的ともいうべき、二本足で歩行するこ
とのできた最初の脊椎動物。かくして人間は、いまだに創造の源である泥土を、の
ほほんと、ありのままの姿で血を這いずりまわる動物たちの間に、恐怖を撒き散ら
したのである。・・・」(P19)
この小説は、木村榮一の「ラテンアメリカ十大小説」でも紹介されています。
冒頭の展開を読んだだけで、これがとてつもない物語であることが分かります。
◎ 「石蹴り遊び」を中古でゲット。
コルタサルのこの名作は、集英社文庫版の中古の相場が上下で4000円ほどでした。
そのため一時は、購入するのも読むのも諦めていました。
ところが、以前からチェックしていたサイトで、2100円で出たので購入しました。
送料を入れると2冊で2400円。若干高いけど、まあ、許容範囲としておきましょう。
多少傷みのある商品のようですが、届くのを楽しみにしています。
ただ、時間があまりないので、読むのはかなり先になりそうなのですが。
◎ 「ブラス・クーバスの死後の回想」は、新品が手に入った!
マシャード・ジ・アシスのこの名作は、古典新訳文庫で出たものの現在は絶版です。
中古はアマゾンで4000円超です。ところが、hontoでは定価でちゃんと買えました。
受取店に届くまで2週間以上かかりましたが、全国から取り寄せてくれたためです。
新品の本が、定価で買える。当たり前のようですが、とてもありがたいことです。
(ちなみに kindle unlimited で0円)
◎ 村上春樹の短編集発売!
hontoメールによると、7/18に文芸春秋から村上春樹の短編集が発売されるそうです。
タイトルは、「一人称単数」。6年ぶりとなる短編小説集。文庫化されたら買い。
◎ 岩波ジュニア新書「世界の神話」をチェック
文庫本ではないけど、岩波ジュニア新書は良書を出すので、時々チェックしています。
今回目にとまったのは、沖田瑞穂の神話入門書、「世界の神話」です。これは、買い。
世界中の神話を紹介し、その特徴と意味を述べています。詳しくは特設サイトを。
特設サイト→ https://www.iwanami.co.jp/jr40th/shinwa/
◎ さいごに。
むし暑い日が続きます。職場でクーラーをつけることが多くなりました。
室外と室内の温度差が大きいのでとても疲れます。最近はなかなか本が読めません。
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