SSブログ

ホワイトアウト2 [日本の現代文学]

 「ホワイトアウト」 真保裕一 (新潮文庫)


 ダムを占拠したテロリストに、たった一人で立ち向かう男の活躍を描いた小説です。
 2000年に上映された、織田裕二主演の映画もぜひ見たいです。


ホワイトアウト (新潮文庫)

ホワイトアウト (新潮文庫)

  • 作者: 裕一, 真保
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1998/08/28
  • メディア: 文庫



 ようやくたどり着いた安全な場所を捨て、再び富樫は犯人たちのもとへ向かいます。
 疲労困憊した男がたったひとりで、人質を救助するために超人的な行動を取ります。

 「死は平穏で優しく、生は耐え難いほどの苦痛に満ちている。どちらを選ぶかと問わ
 れ、自ら苦痛に身を委ねようとすることの、何と愚かで滑稽なことか。」(P355)

 さすがの富樫も時に弱音を吐き、戦いに負けそうになります。
 しかし、不屈の意思で戦うことを選び、生きることを選びます。ガンバレ富樫!

 吹雪きの夜、凍るダム湖の上を進むうちに、犯人たちのスノーモービルに会い・・・
 主犯格のウツギは別行動を始めて、残された同志の間には疑心暗鬼が生じ・・・

 笠原の真の目的は? ウツギの真の狙いは? 犯人たちの意外な脱出方法とは? 
 富樫はいかにして敵を倒したのか? ウツギたちはいかにして自滅したか?

 後半は手に汗握る怒涛の展開です。本を置くことができません。
 そして感動のエピローグ。最後は涙なしでは読めないでしょう。

 さて、今更ながら2000年上映の「ホワイトアウト」を見ました。
 すばらしかったです。小説同様、最初から最後まで目が離せませんでした。


ホワイトアウト<初回限定2枚組> [DVD]

ホワイトアウト<初回限定2枚組> [DVD]

  • 出版社/メーカー: JVCエンタテインメント
  • 発売日: 2001/03/23
  • メディア: DVD



 舞台は黒部ダム。主人公は織田裕二。敵役に佐藤浩市。面白くないはずはない。
 特に富樫を演じる織田裕二が、本当にカッコ良かったです。

 ダムの中での銃撃戦、放水管からの脱出、雪原でのラッセル、ヘリを巻き込む雪崩。
 どれも映像でしか味わえない迫力がありました。

 唯一の難点は、ヒロインの松嶋菜々子が、前半を通して感じ悪いところでしょうか。
 小説におけるヒロインは、婚約者の友に対して、もう少し理解があったのですが。

 しかし、富樫を見て涙するラストシーンは泣けました。
 見てよかったです。これが、ツタヤで110円で借りられるとは!

 さいごに。(最後の県大会へ)

 先日の日曜日に地区大会が行われ、娘が走高跳に出場したので、応援に行きました。
 県大会の出場権が得られなければ、3年生の娘にとって、最後の大会となります。

 最近スランプだったので予想していましたが、1m30を2回落としてしまいました。
 しかし、1m35をクリアしてなんとか県大会の出場権を得ました。ほっとしました。

nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:

nice! 3

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。