臨死体験1 [心理・宗教・オカルト]
「臨死体験(上)」 立花隆 (文春文庫)
膨大な取材ノートをもとに、臨死体験とは何なのかを追求したノンフィクションです。
1991年にNHKスペシャルで放送された番組の、取材ノートを元にまとめられました。
三途の川を渡ったり、死んだ肉親に会ったり、そこで予言を与えられたり・・・
死んだ自分を見たり、他人の思考が読み取れたり、時空を一瞬で跳び超えたり・・・
臨死体験は現実か? 死後の世界はあるのか? 死後も魂は存在し続けるのか?
それとも、死の間際に脳が見せた、ただの幻にすぎないのか?
著者の立花隆は、魂存在説と脳内現象説の間で、揺れ動いているように見えます。
そこがイマイチだと言う人もいますが、私はその素直な書き方に好感を持ちました。
立花隆は当然ながら、脳内現象説という科学的なアプローチをしたのだと思います。
しかし多くの取材を経て、死後の世界を少しずつ信じるようになったのではないか?
この本には、圧倒的な量の体験談があります。すごい話が次々に出てきます。
キュブラーロスなど有名どころはもちろんですが、知られていない人の話もすごい。
中でも印象に残ったのは、第五章から度々登場する「医師キルデ」の報告です。
キルデは臨死体験をした女性医師で、「死は存在しない」という本を書いています。
緊急手術の時、気が付くと自分は天井に浮かび、手術を受ける自分を見ていて・・・
なぜか手術をしている医者の思考が読めたり、自分の内部から声が聞こえたり・・・
「要するに、臨死体験というのは、この日常世界を成立させている次元とは別の次元
の世界へ渡るための橋のようなものだといいたいのです」(P183)
ところが医師キルデの報告で、本当に驚くべきことはここからです。
体外離脱、死者との交感、自動手記、輪廻転生、さらには、宇宙人との遭遇・・・
しかも、UFOと出会ってはじめて臨死体験の正しい意義づけができたと言います。
なんと、臨死体験は意識を拡大して宇宙意識を持つことの、第一歩なのだそうです。
臨死体験が、ただの臨死体験だけで終わらないのが、この本の深いところです。
ほかにも、ヨガや瞑想、超能力、その他の超常現象との関連が書かれています。
さて、この本を読んだのは、今から15年ほど前の2005年ぐらいのときでした。
今、上巻の500ページほどをパラパラ流し読みしながら、内容の濃さに驚きました。
いつかじっくりと読み直したい本です。
すでに本は日焼けで真っ黒なので、新しく買い直したいです。
さいごに。(ライン)
私にはラインの友達が10人ほどいます。妻と娘を抜かすと、8人ほどになります。
1週間ぶりに友人からラインが入りましたが、返事は「オッケー」だけでおしまい。
しかし、妻も娘も、しょっちゅうやり取りしています。
そんなに話すことがあるのか? いったいどんなこんなことを話しているのか?
膨大な取材ノートをもとに、臨死体験とは何なのかを追求したノンフィクションです。
1991年にNHKスペシャルで放送された番組の、取材ノートを元にまとめられました。
三途の川を渡ったり、死んだ肉親に会ったり、そこで予言を与えられたり・・・
死んだ自分を見たり、他人の思考が読み取れたり、時空を一瞬で跳び超えたり・・・
臨死体験は現実か? 死後の世界はあるのか? 死後も魂は存在し続けるのか?
それとも、死の間際に脳が見せた、ただの幻にすぎないのか?
著者の立花隆は、魂存在説と脳内現象説の間で、揺れ動いているように見えます。
そこがイマイチだと言う人もいますが、私はその素直な書き方に好感を持ちました。
立花隆は当然ながら、脳内現象説という科学的なアプローチをしたのだと思います。
しかし多くの取材を経て、死後の世界を少しずつ信じるようになったのではないか?
この本には、圧倒的な量の体験談があります。すごい話が次々に出てきます。
キュブラーロスなど有名どころはもちろんですが、知られていない人の話もすごい。
中でも印象に残ったのは、第五章から度々登場する「医師キルデ」の報告です。
キルデは臨死体験をした女性医師で、「死は存在しない」という本を書いています。
緊急手術の時、気が付くと自分は天井に浮かび、手術を受ける自分を見ていて・・・
なぜか手術をしている医者の思考が読めたり、自分の内部から声が聞こえたり・・・
「要するに、臨死体験というのは、この日常世界を成立させている次元とは別の次元
の世界へ渡るための橋のようなものだといいたいのです」(P183)
ところが医師キルデの報告で、本当に驚くべきことはここからです。
体外離脱、死者との交感、自動手記、輪廻転生、さらには、宇宙人との遭遇・・・
しかも、UFOと出会ってはじめて臨死体験の正しい意義づけができたと言います。
なんと、臨死体験は意識を拡大して宇宙意識を持つことの、第一歩なのだそうです。
臨死体験が、ただの臨死体験だけで終わらないのが、この本の深いところです。
ほかにも、ヨガや瞑想、超能力、その他の超常現象との関連が書かれています。
さて、この本を読んだのは、今から15年ほど前の2005年ぐらいのときでした。
今、上巻の500ページほどをパラパラ流し読みしながら、内容の濃さに驚きました。
いつかじっくりと読み直したい本です。
すでに本は日焼けで真っ黒なので、新しく買い直したいです。
さいごに。(ライン)
私にはラインの友達が10人ほどいます。妻と娘を抜かすと、8人ほどになります。
1週間ぶりに友人からラインが入りましたが、返事は「オッケー」だけでおしまい。
しかし、妻も娘も、しょっちゅうやり取りしています。
そんなに話すことがあるのか? いったいどんなこんなことを話しているのか?
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