SSブログ

2020年10月発売の気になる文庫本 [来月発売の気になる文庫本]

 2020年10月発売予定の文庫本で、気になるものを独断で紹介します。
 データは、出版社やamazonやhontoの、メルマガなどを参考にしています。


・10/5 「入門フリーメイスン全史 偏見と真実」 片桐三郎 (文芸社文庫)
 → フリーメイスンに関する百科全書的書物。単行本は絶版で高値。とても気になる。

・10/10 「ゴシック文学神髄」 東雅夫 (ちくま文庫)
 → 「オトラント綺譚」や「ヴァテック」などが読めるらしい。とても気になる。

・10/15 「日本人は何を考えてきたのか」 齋藤孝 (黄金文庫)
 → 日本語にこだわる著者による、日本思想1300年の分かりやすい解説。買い。

・10/22 「すごい宇宙講義」 多田将 (中公文庫)
 → たとえが分かりやすいと、単行本で評判だった宇宙論入門。とても気になる。

・10/23 「新訳 リア王の悲劇」 シェイクスピア (角川文庫)
 → 話題の河合訳。私は河合訳で、シェイクスピア作品をすべて読みたい。買い。

・10/28 「小説イタリア・ルネサンス(2)フィレンツェ」塩野七生(新潮文庫)
 → 「銀色のフィレンツェ メディチ家殺人事件」の改版か。とても気になる。


◎ 「ジュスチーヌ」復刊!

 9月に岩波文庫から、サドの「ジュスチーヌまたは美徳の不幸」が復刊されました。
 私が以前、気持ち悪くなって投げ出した「悪徳の栄え」と、対を成す作品です。
 「悪徳の栄え」→https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2015-06-02

 1787年にバスティーユ牢獄の中で、わずか15日間で書き上げられたのだそうです。
 様々な権威を否定しているため、フランス革命にも影響を与えたと言われています。

 5年ほど前、「悪徳の栄え」を読んだときには、もうサドは読まないと決めました。
 しかし今、怖いもの見たさから、「ジュスチーヌ」を読んでみたくなりました。

 修道院を出てから悪徳の限りを尽くし、伯爵夫人となった3歳上の姉ジュリエット。
 一方、美徳を守り抜いたがゆえに落ちぶれて、数々の辱めを受けるジュスチーヌ・・・


◎ 中田敦彦のユーチューブ大学

 中田敦彦は、オリエンタルラジオというお笑いコンビで、結構売れていたそうです。
 しかし私は彼を、「中田敦彦のユーチューブ大学」で知りました。

 これが、なかなか面白いのです。芸人さんだから、とにかく話がうまい。
 時々理解しがたいジェスチャーが入るけど、全体的にはテンポが良くて飽きないです。

 最近面白かったのは、「書店業界の危機」です。書店が抱えている問題が分かります。
 次のような疑問に、明確に答えてくれています。とてもすっきりしました。

 どうして書店は減ったのか? どうして書店はヘイト本を置くのか?
 どうして出版社は売れない新刊本を出すのか? どうして本屋大賞はできたのか?

 ネタ本となっている「私は本屋が好きでした」を、読んでみたくなりました。

私は本屋が好きでした──あふれるヘイト本、つくって売るまでの舞台裏

私は本屋が好きでした──あふれるヘイト本、つくって売るまでの舞台裏

  • 作者: 永江朗
  • 出版社/メーカー: 太郎次郎社エディタス
  • 発売日: 2019/11/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)




◎ 紹介したのを後悔している本

 すでに投稿した記事が、1200を超えています。
 実は、書いたことを後悔している記事も、結構多くなってきました。

 たとえば、「アミ 小さな宇宙人」。記事の中で、さんざんけなしています。
 ならば、書かない方が良かった。しかし、削除するのももったいない気がします。

 ならば、「無しにしたい記事」というカテゴリーを、作ったら面白いのではないか。
 さっそく、そのリストを作りたいと思います。


◎ さいごに。(ものまね番組がキライだ)

 ものまね番組で、妻と娘が盛り上がれば盛り上がるほど、私はみじめになります。
 というのも、誰のまねなのか分からないため。そもそも芸能人を全然知らないので。

nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:

nice! 3

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。