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2020年2月発売の気になる文庫本 [来月発売の気になる文庫本]

 2020年2月発売予定の文庫本で、気になるものを独断で紹介します。
 データは、出版社やamazonの、HPやメルマガを、参考にしています。


・2/5 「モーセと一神教」 フロイト (光文社古典新訳文庫)
 → フロイトが亡くなる直前に書いた論文。遺書とも考えられる。気になる。

・2/12 「今昔物語集 震旦篇 全現代語訳」 (講談社学術文庫)
 → 本朝世俗篇(上下)、天竺篇に続く4冊目。震旦=中国。少し気になる。


◎ 2020年の読書テーマ

 2020年の読書のテーマを、「20世紀ラテンアメリカ文学」に決めました。
 手を付けていない分野なので、「ラテンアメリカ文学入門」で勉強しました。

 「ラテンアメリカ文学」の問題点は、文庫本化されていない作品が多いことです。
 ガルシア・マルケスの「百年の孤独」さえも、文庫化されていません。(なぜ?)

 それでも、ボルヘスやコルタサルやパルガス・リョサは、岩波文庫で読めます。
 また、集英社や古典新訳文庫などでも読める作品があります。

 文庫本は購入して読みたいです。単行本はなんとかして(?)読みたいです。
 現在、今年読むべき20世紀ラテンアメリカ文学のブックリストを作成中です。


◎ 出ていた! ルゴーネス。

 今年の1月9日に古典新訳文庫から、ルゴーネスの幻想短編集が出ていました。
 ルゴーネスの本は、単行本でもあまり見当たりません。貴重な現代語訳です。

 ルゴーネスは、ボルヘスやコルタサルらとともにアルゼンチンで活躍しました。
 ボルヘスは、彼を自分の先駆者として認めていました。この本は絶対買いです。


◎「百年の孤独」問題

 「百年の孤独」は文庫になっていないから読んでいない、という人が多いです。
 文庫化されれば更にもっとファンを増やすだろうに、もったいない気がします。

 海外ではペーパーバックで出ていると言います。
 日本で文庫化しないのは、出版社(新潮社)の事情(または方針)でしょうか。

 在庫がまだ多くあるから? 単行本でも一定数が売れるから?
 それとも、ひそかに新潮文庫化が進められているのでしょうか。

 さて、私の方針ですが、結論から言うと、「図書館で借りる」です。
 いつの日か文庫になったら、購入して再読する予定です。

 ところで、これほどの傑作が、図書館では予約者ゼロでした。さびしい!
 しかしそのおかげですぐに予約できました。立ち寄ればその場で借りられます。


百年の孤独 (Obra de Garc´ia M´arquez)

百年の孤独 (Obra de Garc´ia M´arquez)

  • 作者: ガブリエル ガルシア=マルケス
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2006/12/01
  • メディア: 単行本



◎ さいごに。(リレーラン)

 娘が部活でリレーランに出ました。8人で42.195キロ走るというレースです。
 娘は雨の寒い中、1600mほどを3回走りました。よくがんばってました。

 娘のチームは、3時間ちょっとで完走することができました。
 顧問の先生が、来年は保護者チームを作ると言っていたので、楽しみです。

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