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2021年に紹介した本のベスト5 [来月発売の気になる文庫本]

 2021年に紹介した本のベスト5など


◎ 【2021年に紹介した本のベスト5】

 年末恒例の企画です。今年紹介した本で、良かったもののベスト5を紹介します。
 今年は20世紀アメリカ文学の年だったので、すべてがアメリカ文学です。

 1位 「大地」 パール・バック
  →https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2021-05-09
   https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2021-05-12
   https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2021-05-18
   https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2021-05-21
 2位 「ロング・グッドバイ」 レイモンド・チャンドラー
  →https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2021-03-12
 3位 「エデンの東」 ジョン・スタインベック
  →https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2021-09-01
   https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2021-09-04
   https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2021-09-07
   https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2021-09-10
 4位 「災厄の町」 エラリー・クイーン
  →https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2021-08-01
   https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2021-08-04
 5位 「アメリカの悲劇」 シオドー・ドライサー
  →https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2021-07-11
   https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2021-07-14
   https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2021-07-17
   https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2021-07-20

 それにしても、日本の作品が全くないのは寂しいです。
 そこで、おまけとして、今年紹介した日本の本のうち、ベスト3を発表します。

 1位 「ホワイトアウト」真保裕一
  →https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2021-06-06
   https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2021-06-11
 2位 「火の路」松本清張
  →https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2021-11-10
   https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2021-11-23
 3位 「鍵」谷崎潤一郎(棟方志功の挿絵を含む)
  →https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2021-01-11


◎ 【2021年登場人物ベスト5】

 2021年に読んだ本の中で、気に入った登場人物のベスト5を紹介します。
 ここに登場するのは、すべてとても印象的な人物ばかりです。

 1位 「大地」の第一部に登場する嫁の「阿蘭(オラン)」。
    地母神のような存在で、王龍一族を隆盛に向かわせた原動力です。
 2位 「エデンの東」に登場する、史上最大の悪女「キャシー」。
    これぞ裏の主役。主人公たちが霞んでしまうぐらい存在感がありました。
 3位 「オン・ザ・ロード」の「ディーン(=ニール・キャサディ)」。
    破滅型のめちゃくちゃな男。でもなぜか憎めない。
 4位 「ロング・グッドバイ」等の主人公、私立探偵「フィリップ・マーロウ」。
    時代に流されることなく、かたくなに信念を貫く姿がすばらしい。
 5位 「銀河帝国の興亡」の中でファウンデーションを創設した「セルダン」。
    なんと言っても、彼の構築した心理歴史学という学問はすごい。


◎ 特別賞には「インターステラー」。

  2021年の特別賞は、「インターステラー」の脚本です。
  なんといっても、映画がすばらしかった! 永遠の名作です。
  →https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2021-10-28


◎ 来年のテーマは?

 来年2022年の読書のテーマは、20世紀イギリス文学にします。
 すでに59回にわたって紹介してきましたが、まだまだ読むべき作品は多いです。


◎ さいごに。(来年2022年1月発売の気になる文庫本)

 2022年1月発売予定の文庫本で、気になるものを独断で紹介します。
 データは、出版社やamazonやhontoの、メルマガなどを参考にしています。

 1/6 「純喫茶コレクション」 難波里奈 (河出文庫)
  → 昭和の純喫茶を紹介。純喫茶好きにはたまらない。写真が多ければ買い。

 1/7 「法王庁の抜け穴」 ジッド (古典新訳文庫)
  → 昨年岩波文庫から復刊された1928年の石川淳訳と読み比べたい。気になる。

 1/13 「方法叙説」 ルネ・デカルト (講談社学術文庫)
  → 話題となった新訳の小泉訳。読み比べたい。気になる。

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