20世紀アメリカ文学のベスト40を選びました。 [20世紀アメリカ文学]
「世界文学全集Ⅺ集 20世紀アメリカ編」
私のライフワークは、文庫本で自分だけの文学全集をそろえることです。
その「文学全集」の第Ⅰ集から第Ⅹ集までは、以下のように完成しています。
・ 第Ⅰ集「19世紀フランス編」(20作)・2010年
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2010-10-23
・ 第Ⅱ集「19世紀イギリス編」(20作)・2011年
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2011-08-04
・ 第Ⅲ集「19世紀ロシア編」(20作)・・2012年
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2012-12-22
・ 第Ⅳ集「19世紀ドイツ北欧編」(20作)2013年
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2013-11-09
・ 第Ⅴ集「19世紀アメリカ編」(10作)・2014年
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2014-08-06-1
・ 第Ⅵ集「18世紀編」(10作)・・・・・2015年
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2015-09-25-2
・ 第Ⅶ集「古代編」(20作)・・・・・・・2016年
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2016-12-27
・ 第Ⅷ集「中世編」(20作)・・・2017年・2018年
→ https://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2018-12-25
・ 第Ⅸ集「17世紀編」(10作)・・・・・2019年
→ https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2019-10-01
・ 第Ⅹ集「20世紀ラテンアメリカ文学編」(10作)2020年
→ https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2020-12-11
さて、今年2021年は、第Ⅺ集「20世紀アメリカ編」を決定する年です。
20世紀アメリカ文学で紹介した作品は、以下のとおり100作以上もあります。
絶対に外したくない作品がちょうど40作だったので、第Ⅺ集は40作とします。
ちなみに、絶対外したくない作品には●印を付けました。
なお、モンゴメリはカナダの作家ですが、この中に加えました。
ナボコフは古典新訳文庫に合わせてロシア文学に分類したので、ここにありません。
シオドー・ドライサー 「シスターキャリー」00年
「アメリカの悲劇」25年 ●
アーネスト・T・シートン 「シートン動物記」1898年~
ジャック・ロンドン 「荒野の呼び声」03年
「白い牙」06年
ジーン・ポーター 「そばかすの少年」04年
オー・ヘンリー 「賢者の贈り物」など06年 ●
L・M・モンゴメリ 「赤毛のアン」08年 ●
ジーン・ウェブスター 「あしながおじさん」12年
シャーウッド・アンダーソン 「ワインズバーグ・オハイオ」19年
ヒュー・ロフティング 「ドリトル先生航海記」22年
ユージン・オニール 「楡の木陰の欲望」24年 ●
「奇妙な幕間狂言」28年
スコット・フィッツジェラルド「短編集」20年代 ●
「偉大なるギャツビー」25年 ●
「夜はやさし」34年
「最後の大君」41年
アーネスト・ヘミングウェイ 「われらの時代に」23年 ●
「日はまた昇る」26年 ●
「武器よさらば」29年 ●
「誰がために鐘は鳴る」40年 ●
「老人と海」52年 ●
「海流のなかの島々」70年
ソーントン・ワイルダー 「サン・ルイス・レイ橋」28年
「わが町」38年
トマス・ウルフ 「天使よ故郷を見よ」29年
ダシール・ハメット 「血の収穫」29年
「マルタの鷹」30年 ●
「ガラスの鍵」31年 ●
ウィリアム・フォークナー 「響きと怒り」29年
「サンクチュアリ」31年 ●
「八月の光」32年
「アブサロム、アブサロム!」36年 ●
パール・バック 「大地」31年 ●
アースキン・コールドウェル 「タバコ・ロード」32年 ●
「神の小さな土地」
エラリー・クイーン 「エジプト十字架の謎」32年
「Xの悲劇」32年
「Yの悲劇」32年
「エラリー・クイーンの冒険」34年
「災厄の町」42年 ●
ロバート・E・ハワード 「英雄コナン」シリーズ 32年
ヘンリー・ミラー 「北回帰線」34年 ●
ジェームズ・ケイン 「郵便配達は二度ベルを鳴らす」34年
マーガレット・ミッチェル 「風と共に去りぬ」36年 ●
ハワード・F・ラヴクラフト 「インスマスの影」36年 ●
ジョン・スタインベック 「ハツカネズミと人間」37年
「怒りの葡萄」39年 ●
「エデンの東」52年 ●
エドモンド・ハミルトン 「フェッセンデンの宇宙」37年
「反対進化」40年代
「キャプテン・フューチャー」シリーズ 40年 ●
「さすらいのスターウルフ」67年
レイモンド・チャンドラー 「大いなる眠り」39年 ●
「さよなら、愛しい人」40年
「高い窓」42年
「リトル・シスター」49年
「ロング・グッドバイ」53年 ●
ウィリアム・サロイヤン 「僕の名はアラム」40年
ウィリアム・アイリッシュ 「幻の女」42年 ●
ウィリアム・サロイヤン 「ヒューマン・コメディ」43年 ●
テネシー・ウィリアムズ 「ガラスの動物園」44年 ●
「欲望という名の列車」47年
ソール・ベロー 「宙ぶらりんの男」44年
「この日をつかめ」56年
カーソン・マッカラーズ 「結婚式のメンバー」46年
アーサー・ミラー 「セールスマンの死」49年 ●
トールマン・カポーティ 「夜の樹」49年
「草の竪琴」51年
「ティファニーで朝食を」58年 ●
「誕生日の子どもたち(短編集)」
「叶えられた祈り」86年
J・D・サリンジャー 「ライ麦畑でつかまえて」51年 ●
「ナイン・ストーリーズ」53年
「フラニーとズーイ」61年
アイザック・アシモス 「銀河帝国の興亡1」51年 ●
「黒後家蜘蛛の会」74年
パトリシア・ハイスミス 「見知らぬ乗客」50年
「キャロル」52年
「リプリー」55年 ●
ジャック・ケルアック 「オン・ザ・ロード」57年 ●
ロバート・A・ハインライン 「夏への扉」57年 ●
「月は無慈悲な夜の女王」66年
ジョン・アップダイク 「走れウサギ」60年(新書)
ロバート・F・ヤング 「たんぽぽ娘」61年
ロス・マクドナルド 「ウィチャリー家の女」61年
「さむけ」64年 ●
エルモア・レナード 「オンブレ」61年
ダニエル・キイス 「アルジャーノンに花束を」66年
フィリップ・ディック 「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」69年 ●
「ヴァリス」81年
ロバート・P・パーカー 「ゴッドウルフの行方」73年
「約束の地」76年
「初秋」80年 ●
リチャード・バック 「かもめのジョナサン」74年
「イリュージョン」77年
ジェイムズ・P・ホーガン 「星を継ぐもの」78年 ●
「ガニメデの優しい巨人」78年
「巨人たちの星」81年
ポール・オースター 「ガラスの街」85年
「幽霊たち」86年
ジョン・アーヴィング 「ホテル・ニューハンプシャー」81年
カール・セーガン 「コンタクト」86年
チャールズ・ブコウスキー 「パルプ」94年
では改めて、●のついた40作を第1巻から順に並べてみます。
第Ⅺ集は、次のようなラインアップになりました。
1 オー・ヘンリー「賢者の贈り物」など06年 ●
→https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2014-10-15
2 L・M・モンゴメリ「赤毛のアン」08年 ●
→https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2014-09-05
3 シオドー・ドライサー「アメリカの悲劇」25年 ●
→https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2021-07-11
https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2021-07-14
https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2021-07-17
https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2021-07-20
4 ユージン・オニール「楡の木陰の欲望」24年 ●
→https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2021-05-24
5 スコット・フィッツジェラルド「短編集」20年代 ●
→https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2014-05-24
6 スコット・フィッツジェラルド「グレート・ギャツビー」25年 ●
→https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2014-04-25
7 アーネスト・ヘミングウェイ「われらの時代に」23年 ●
→https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2014-05-02
8 アーネスト・ヘミングウェイ「日はまた昇る」26年 ●
→https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2014-08-20
9 アーネスト・ヘミングウェイ「武器よさらば」29年 ●
→https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2014-04-01
10 アーネスト・ヘミングウェイ「誰がために鐘は鳴る」40年 ●
→https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2014-05-20
11 アーネスト・ヘミングウェイ「老人と海」52年 ●
→https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2014-03-23
12 ダシール・ハメット「マルタの鷹」30年 ●
→https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2016-05-19
13 ダシール・ハメット「ガラスの鍵」31年 ●
→https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2016-10-06
14 ウィリアム・フォークナー「サンクチュアリ」31年 ●
→https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2014-11-12
15 ウィリアム・フォークナー「アブサロム、アブサロム!」36年 ●
→https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2014-12-13
https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2014-12-19
16 パール・バック「大地」31年 ●
→https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2021-05-09
https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2021-05-12
https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2021-05-18
https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2021-05-21
17 アースキン・コールドウェル「タバコ・ロード」32年 ●
→https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2021-03-27
18 エラリー・クイーン「災厄の町」42年 ●
→https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2021-08-01
https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2021-08-04
19 ヘンリー・ミラー「北回帰線」34年 ●
→https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2021-03-21
https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2021-03-24
20 マーガレット・ミッチェル「風と共に去りぬ」36年 ●
→https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2019-10-10
https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2019-10-17
https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2019-10-26
https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2019-11-06
https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2019-11-16
21 ハワード・F・ラヴクラフト「インスマスの影」36年 ●
→https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2021-11-30
https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2021-12-03
22 ジョン・スタインベック「怒りの葡萄」39年 ●
→https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2015-01-06
https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2015-01-11
23 ジョン・スタインベック「エデンの東」52年 ●
→https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2021-09-01
https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2021-09-04
https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2021-09-07
https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2021-09-10
24 エドモンド・ハミルトン「時のロストワールド」40年代 ●
→https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2021-06-29
25 レイモンド・チャンドラー「大いなる眠り」39年 ●
→https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2021-01-17
26 レイモンド・チャンドラー「ロング・グッドバイ」53年 ●
→https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2021-03-12
27 ウィリアム・アイリッシュ「幻の女」42年 ●
→https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2011-04-02
28 ウィリアム・サロイヤン「ヒューマン・コメディ」43年 ●
→https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2021-04-08
29 テネシー・ウィリアムズ「ガラスの動物園」44年 ●
→https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2012-05-24
30 アーサー・ミラー「セールスマンの死」49年 ●
→https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2014-08-29
31 トールマン・カポーティ「ティファニーで朝食を」58年 ●
→https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2009-12-25
32 J・D・サリンジャー「キャッチャー・イン・ザ・ライ」51年 ●
→https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2014-04-22
33 アイザック・アシモス「銀河帝国の興亡1」51年 ●
→https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2021-10-25
34 パトリシア・ハイスミス「リプリー」55年 ●
→https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2021-10-13
35 ジャック・ケルアック「オン・ザ・ロード」57年 ●
→https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2021-01-29
https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2021-02-01
36 ロバート・A・ハインライン「夏への扉」57年 ●
→https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2013-06-01
37 ロス・マクドナルド「さむけ」64年 ●
→https://blog.ss-blog.jp/MyPage/blog/article/edit/input?id=115240396
38 フィリップ・ディック「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」69年 ●
→https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2019-06-11
39 ロバート・P・パーカー「初秋」80年 ●
→https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2013-06-05
40 ジェイムズ・P・ホーガン「星を継ぐもの」78年 ●
→https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2013-05-24
以上です。「ヘミングウェイが多すぎだろう」という声が聞こえそうです。
では、この中で外せる作品があるでしょうか? 文句なく5作採用!
「名作『天使よ故郷を見よ』が無いじゃないか」という声も聞こえそうです。
ではこの作品、今後も読み継がれると思えるでしょうか? 文句なく不採用!
「ノーベル賞作家のソール・ベローの作品が無いじゃないか」という声も。
同じ理由で不採用! ただし、ウルフとベローは新訳が出たら採用するかも。
「フォークナーといったら、『響きと怒り』だろ」という声もありそうです。
そうかもしれません。しかし、私にはまったく良い作品とは思えませんでした。
「あれだけけなしていた『オン・ザ・ロード』を入れたのはなぜか?」
なぜでしょう、読み終わって何日もたってからとても愛着が湧いてきたのです。
そのほかいろいろなご意見がありそうですが、私的にはこの40作がベストです。
「世界文学全集Ⅺ集 20世紀アメリカ編」は、これにて決定!
ちなみに、この中からマイ・ベスト5を挙げると、次のようになります。
あくまで、私の独断と偏見ですが、何度も読み返したい作品ばかりです。
1位 「武器よさらば」 アーネスト・ヘミングウェイ
2位 「風と共に去りぬ」 マーガレット・ミッチェル
3位 「大地」(特に第一部)パール・バック
4位 「ロング・グッドバイ」レイモンド・チャンドラー
5位 「星を継ぐもの」 ジェイムズ・P・ホーガン
さいごに。(明日から年末休暇)
明日29日から年末休暇に入ります。娘は受験勉強、我々は大掃除三昧です。
昨年、高圧洗浄機を買ったので、大掃除がちょっと楽しみになりました。
私のライフワークは、文庫本で自分だけの文学全集をそろえることです。
その「文学全集」の第Ⅰ集から第Ⅹ集までは、以下のように完成しています。
・ 第Ⅰ集「19世紀フランス編」(20作)・2010年
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2010-10-23
・ 第Ⅱ集「19世紀イギリス編」(20作)・2011年
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2011-08-04
・ 第Ⅲ集「19世紀ロシア編」(20作)・・2012年
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2012-12-22
・ 第Ⅳ集「19世紀ドイツ北欧編」(20作)2013年
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2013-11-09
・ 第Ⅴ集「19世紀アメリカ編」(10作)・2014年
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2014-08-06-1
・ 第Ⅵ集「18世紀編」(10作)・・・・・2015年
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2015-09-25-2
・ 第Ⅶ集「古代編」(20作)・・・・・・・2016年
→ http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2016-12-27
・ 第Ⅷ集「中世編」(20作)・・・2017年・2018年
→ https://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2018-12-25
・ 第Ⅸ集「17世紀編」(10作)・・・・・2019年
→ https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2019-10-01
・ 第Ⅹ集「20世紀ラテンアメリカ文学編」(10作)2020年
→ https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2020-12-11
さて、今年2021年は、第Ⅺ集「20世紀アメリカ編」を決定する年です。
20世紀アメリカ文学で紹介した作品は、以下のとおり100作以上もあります。
絶対に外したくない作品がちょうど40作だったので、第Ⅺ集は40作とします。
ちなみに、絶対外したくない作品には●印を付けました。
なお、モンゴメリはカナダの作家ですが、この中に加えました。
ナボコフは古典新訳文庫に合わせてロシア文学に分類したので、ここにありません。
シオドー・ドライサー 「シスターキャリー」00年
「アメリカの悲劇」25年 ●
アーネスト・T・シートン 「シートン動物記」1898年~
ジャック・ロンドン 「荒野の呼び声」03年
「白い牙」06年
ジーン・ポーター 「そばかすの少年」04年
オー・ヘンリー 「賢者の贈り物」など06年 ●
L・M・モンゴメリ 「赤毛のアン」08年 ●
ジーン・ウェブスター 「あしながおじさん」12年
シャーウッド・アンダーソン 「ワインズバーグ・オハイオ」19年
ヒュー・ロフティング 「ドリトル先生航海記」22年
ユージン・オニール 「楡の木陰の欲望」24年 ●
「奇妙な幕間狂言」28年
スコット・フィッツジェラルド「短編集」20年代 ●
「偉大なるギャツビー」25年 ●
「夜はやさし」34年
「最後の大君」41年
アーネスト・ヘミングウェイ 「われらの時代に」23年 ●
「日はまた昇る」26年 ●
「武器よさらば」29年 ●
「誰がために鐘は鳴る」40年 ●
「老人と海」52年 ●
「海流のなかの島々」70年
ソーントン・ワイルダー 「サン・ルイス・レイ橋」28年
「わが町」38年
トマス・ウルフ 「天使よ故郷を見よ」29年
ダシール・ハメット 「血の収穫」29年
「マルタの鷹」30年 ●
「ガラスの鍵」31年 ●
ウィリアム・フォークナー 「響きと怒り」29年
「サンクチュアリ」31年 ●
「八月の光」32年
「アブサロム、アブサロム!」36年 ●
パール・バック 「大地」31年 ●
アースキン・コールドウェル 「タバコ・ロード」32年 ●
「神の小さな土地」
エラリー・クイーン 「エジプト十字架の謎」32年
「Xの悲劇」32年
「Yの悲劇」32年
「エラリー・クイーンの冒険」34年
「災厄の町」42年 ●
ロバート・E・ハワード 「英雄コナン」シリーズ 32年
ヘンリー・ミラー 「北回帰線」34年 ●
ジェームズ・ケイン 「郵便配達は二度ベルを鳴らす」34年
マーガレット・ミッチェル 「風と共に去りぬ」36年 ●
ハワード・F・ラヴクラフト 「インスマスの影」36年 ●
ジョン・スタインベック 「ハツカネズミと人間」37年
「怒りの葡萄」39年 ●
「エデンの東」52年 ●
エドモンド・ハミルトン 「フェッセンデンの宇宙」37年
「反対進化」40年代
「キャプテン・フューチャー」シリーズ 40年 ●
「さすらいのスターウルフ」67年
レイモンド・チャンドラー 「大いなる眠り」39年 ●
「さよなら、愛しい人」40年
「高い窓」42年
「リトル・シスター」49年
「ロング・グッドバイ」53年 ●
ウィリアム・サロイヤン 「僕の名はアラム」40年
ウィリアム・アイリッシュ 「幻の女」42年 ●
ウィリアム・サロイヤン 「ヒューマン・コメディ」43年 ●
テネシー・ウィリアムズ 「ガラスの動物園」44年 ●
「欲望という名の列車」47年
ソール・ベロー 「宙ぶらりんの男」44年
「この日をつかめ」56年
カーソン・マッカラーズ 「結婚式のメンバー」46年
アーサー・ミラー 「セールスマンの死」49年 ●
トールマン・カポーティ 「夜の樹」49年
「草の竪琴」51年
「ティファニーで朝食を」58年 ●
「誕生日の子どもたち(短編集)」
「叶えられた祈り」86年
J・D・サリンジャー 「ライ麦畑でつかまえて」51年 ●
「ナイン・ストーリーズ」53年
「フラニーとズーイ」61年
アイザック・アシモス 「銀河帝国の興亡1」51年 ●
「黒後家蜘蛛の会」74年
パトリシア・ハイスミス 「見知らぬ乗客」50年
「キャロル」52年
「リプリー」55年 ●
ジャック・ケルアック 「オン・ザ・ロード」57年 ●
ロバート・A・ハインライン 「夏への扉」57年 ●
「月は無慈悲な夜の女王」66年
ジョン・アップダイク 「走れウサギ」60年(新書)
ロバート・F・ヤング 「たんぽぽ娘」61年
ロス・マクドナルド 「ウィチャリー家の女」61年
「さむけ」64年 ●
エルモア・レナード 「オンブレ」61年
ダニエル・キイス 「アルジャーノンに花束を」66年
フィリップ・ディック 「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」69年 ●
「ヴァリス」81年
ロバート・P・パーカー 「ゴッドウルフの行方」73年
「約束の地」76年
「初秋」80年 ●
リチャード・バック 「かもめのジョナサン」74年
「イリュージョン」77年
ジェイムズ・P・ホーガン 「星を継ぐもの」78年 ●
「ガニメデの優しい巨人」78年
「巨人たちの星」81年
ポール・オースター 「ガラスの街」85年
「幽霊たち」86年
ジョン・アーヴィング 「ホテル・ニューハンプシャー」81年
カール・セーガン 「コンタクト」86年
チャールズ・ブコウスキー 「パルプ」94年
では改めて、●のついた40作を第1巻から順に並べてみます。
第Ⅺ集は、次のようなラインアップになりました。
1 オー・ヘンリー「賢者の贈り物」など06年 ●
→https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2014-10-15
2 L・M・モンゴメリ「赤毛のアン」08年 ●
→https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2014-09-05
3 シオドー・ドライサー「アメリカの悲劇」25年 ●
→https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2021-07-11
https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2021-07-14
https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2021-07-17
https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2021-07-20
4 ユージン・オニール「楡の木陰の欲望」24年 ●
→https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2021-05-24
5 スコット・フィッツジェラルド「短編集」20年代 ●
→https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2014-05-24
6 スコット・フィッツジェラルド「グレート・ギャツビー」25年 ●
→https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2014-04-25
7 アーネスト・ヘミングウェイ「われらの時代に」23年 ●
→https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2014-05-02
8 アーネスト・ヘミングウェイ「日はまた昇る」26年 ●
→https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2014-08-20
9 アーネスト・ヘミングウェイ「武器よさらば」29年 ●
→https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2014-04-01
10 アーネスト・ヘミングウェイ「誰がために鐘は鳴る」40年 ●
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11 アーネスト・ヘミングウェイ「老人と海」52年 ●
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12 ダシール・ハメット「マルタの鷹」30年 ●
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13 ダシール・ハメット「ガラスの鍵」31年 ●
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14 ウィリアム・フォークナー「サンクチュアリ」31年 ●
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15 ウィリアム・フォークナー「アブサロム、アブサロム!」36年 ●
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16 パール・バック「大地」31年 ●
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17 アースキン・コールドウェル「タバコ・ロード」32年 ●
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18 エラリー・クイーン「災厄の町」42年 ●
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19 ヘンリー・ミラー「北回帰線」34年 ●
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20 マーガレット・ミッチェル「風と共に去りぬ」36年 ●
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21 ハワード・F・ラヴクラフト「インスマスの影」36年 ●
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22 ジョン・スタインベック「怒りの葡萄」39年 ●
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23 ジョン・スタインベック「エデンの東」52年 ●
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https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2021-09-10
24 エドモンド・ハミルトン「時のロストワールド」40年代 ●
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25 レイモンド・チャンドラー「大いなる眠り」39年 ●
→https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2021-01-17
26 レイモンド・チャンドラー「ロング・グッドバイ」53年 ●
→https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2021-03-12
27 ウィリアム・アイリッシュ「幻の女」42年 ●
→https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2011-04-02
28 ウィリアム・サロイヤン「ヒューマン・コメディ」43年 ●
→https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2021-04-08
29 テネシー・ウィリアムズ「ガラスの動物園」44年 ●
→https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2012-05-24
30 アーサー・ミラー「セールスマンの死」49年 ●
→https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2014-08-29
31 トールマン・カポーティ「ティファニーで朝食を」58年 ●
→https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2009-12-25
32 J・D・サリンジャー「キャッチャー・イン・ザ・ライ」51年 ●
→https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2014-04-22
33 アイザック・アシモス「銀河帝国の興亡1」51年 ●
→https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2021-10-25
34 パトリシア・ハイスミス「リプリー」55年 ●
→https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2021-10-13
35 ジャック・ケルアック「オン・ザ・ロード」57年 ●
→https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2021-01-29
https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2021-02-01
36 ロバート・A・ハインライン「夏への扉」57年 ●
→https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2013-06-01
37 ロス・マクドナルド「さむけ」64年 ●
→https://blog.ss-blog.jp/MyPage/blog/article/edit/input?id=115240396
38 フィリップ・ディック「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」69年 ●
→https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2019-06-11
39 ロバート・P・パーカー「初秋」80年 ●
→https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2013-06-05
40 ジェイムズ・P・ホーガン「星を継ぐもの」78年 ●
→https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2013-05-24
以上です。「ヘミングウェイが多すぎだろう」という声が聞こえそうです。
では、この中で外せる作品があるでしょうか? 文句なく5作採用!
「名作『天使よ故郷を見よ』が無いじゃないか」という声も聞こえそうです。
ではこの作品、今後も読み継がれると思えるでしょうか? 文句なく不採用!
「ノーベル賞作家のソール・ベローの作品が無いじゃないか」という声も。
同じ理由で不採用! ただし、ウルフとベローは新訳が出たら採用するかも。
「フォークナーといったら、『響きと怒り』だろ」という声もありそうです。
そうかもしれません。しかし、私にはまったく良い作品とは思えませんでした。
「あれだけけなしていた『オン・ザ・ロード』を入れたのはなぜか?」
なぜでしょう、読み終わって何日もたってからとても愛着が湧いてきたのです。
そのほかいろいろなご意見がありそうですが、私的にはこの40作がベストです。
「世界文学全集Ⅺ集 20世紀アメリカ編」は、これにて決定!
ちなみに、この中からマイ・ベスト5を挙げると、次のようになります。
あくまで、私の独断と偏見ですが、何度も読み返したい作品ばかりです。
1位 「武器よさらば」 アーネスト・ヘミングウェイ
2位 「風と共に去りぬ」 マーガレット・ミッチェル
3位 「大地」(特に第一部)パール・バック
4位 「ロング・グッドバイ」レイモンド・チャンドラー
5位 「星を継ぐもの」 ジェイムズ・P・ホーガン
さいごに。(明日から年末休暇)
明日29日から年末休暇に入ります。娘は受験勉強、我々は大掃除三昧です。
昨年、高圧洗浄機を買ったので、大掃除がちょっと楽しみになりました。
ケルヒャー(KARCHER) 高圧洗浄機 K MINI 1.600-050.0
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- メディア: Tools & Hardware
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