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20世紀イギリス文学のベスト20を選びました [20世紀イギリス文学]

 私のライフワークは、文庫本で自分だけの文学全集をそろえることです。
 その「文学全集」の第Ⅰ集から第Ⅺ集までは、以下のように完成しています。

・ 第Ⅰ集「19世紀フランス編」(20作)・2010年
 → http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2010-10-23
・ 第Ⅱ集「19世紀イギリス編」(20作)・2011年
 → http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2011-08-04
・ 第Ⅲ集「19世紀ロシア編」(20作)・・2012年
 → http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2012-12-22
・ 第Ⅳ集「19世紀ドイツ北欧編」(20作)2013年
 → http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2013-11-09
・ 第Ⅴ集「19世紀アメリカ編」(10作)・2014年
 → http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2014-08-06-1
・ 第Ⅵ集「18世紀編」(10作)・・・・・2015年
 → http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2015-09-25-2
・ 第Ⅶ集「古代編」(20作)・・・・・・・2016年
 → http://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2016-12-27
・ 第Ⅷ集「中世編」(20作)・・・2017年・2018年
 → https://ike-pyon.blog.so-net.ne.jp/2018-12-25
・ 第Ⅸ集「17世紀編」(10作)・・・・・2019年
 → https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2019-10-01
・ 第Ⅹ集「20世紀ラテンアメリカ編」(10作)2020年
 → https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2020-12-11
・ 第Ⅺ集「20世紀アメリカ編」(40作)2021年
 → https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2021-12-28


 さて、今年2022年は、第Ⅻ集「20世紀イギリス編」を決定する年です。
 20世紀イギリス文学で紹介した作品は、以下のとおり80作以上ありました。

 この中で絶対に外したくない作品に●印を付けてみました。
 すると、21作となったので、迷った末にひとつ削って20作としました。

 (作品のあとの数字は刊行された年です)

 コナン・ドイル        「失われた世界」12
 アーサー・マッケン      「パンの大神」1894
                「恐怖」1899
                「夢の丘」07
 ジョージ・ギッシング     「ヘンリ・ライクロフトの私記」03
 モンタギュー・R・ジェイムズ 「好古家の怪談集」04
 ラフカディオ・ハーン     「怪談・奇談」04
 G・K・チェスタトン     「木曜日だった男」05
                「ブラウン神父の無垢なる事件簿」11
 アルジャーノン・ブラックウッド「秘書綺譚」06~
                「人間和声」10
 E・M・フォースター     「眺めのいい部屋」08
                「インドへの道」24●
 オースティン・フリーマン   「オシリスの眼」11
 キャサリン・マンスフィールド 「短編集」11~
 バーナード・ショー      「ピグマリオン」12
 D・H・ロレンス       「息子と恋人」13●
                「チャタレイ夫人の恋人」28●
 ジェイムズ・ジョイス     「ダブリナーズ」14●
                「若い芸術家の肖像」16
                「ユリシーズ」22
 サマセット・モーム      「人間の絆」15●
                「月と六ペンス」19●
                「雨・赤毛(短編集)」21
                「ジゴロとジゴレット」21~
                「夫が多すぎて」23
                「アシェンデン」28●
                「お菓子とビール」30
                「女ごころ」41
                「昔も今も」46
                「世界の十大小説」54
 P・G・ウッドハウス     「ジーヴズの事件簿」16
 ジョン・ゴールズワージー   「林檎の樹」16
 ヴァージニア・ウルフ     「ダロウェイ夫人」25●
                「灯台へ」27
                「オーランドー」28
                「幕間」41
 アガサ・クリスティ      「アクロイド殺し」26
                「オリエント急行の殺人」34
                「そして誰もいなくなった」39●
 イーヴリン・ウォー      「大転落」28
                「回想のブライズヘッド」45●
 オルダス・ハクスリー     「すばらしい新世界」32
 ジェームズ・ヒルトン     「チップス先生さようなら」33
                「失われた地平線」34
 ダフネ・デュ・モーリア    「レベッカ」38
 ジョージ・オーウェル     「動物農場」45
                「一九八四年」49●
 サミュエル・ベケット     「ゴドーを待ちながら」52
 アーサー・C・クラーク    「幼年期の終り」52
                「2001年宇宙の旅」68●
                「宇宙のランデヴー」73
                「2010年宇宙の旅」82
 イアン・フレミング      「007 カジノロワイヤル」53
 J・R・R・トールキン    「指輪物語」54●
 ウィリアム・ゴールディング  「蠅の王」54●
 ローズマリー・サトクリフ   「第九軍団のワシ」54
 グレアム・グリーン      「負けた者がみな貰う」55
                「事件の核心」48●
                「第三の男」50
                「情事の終り」51●
                「ヒューマン・ファクター」78
 C・S・ルイス        「ナルニア国物語」55
 フィリパ・ピアス       「トムは真夜中の庭で」58
 アラン・シリトー       「長距離走者の孤独」59
 アントニイ・バージェス    「時計じかけのオレンジ」62
 ジョーン・ロビンソン     「思い出のマーニー」64
 ギャビン・ライアル      「深夜プラス1」65●
 マーガレット・ドラブル    「碾臼」65
 コリン・ウィルソン      「賢者の石」71●
                「宇宙ヴァンパイアー」77
 ジョン・ル・カレ       「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」74
 ジャック・ヒギンズ      「鷲は舞い降りた」75●
 ブルース・チャトウィン    「パタゴニア」77
 サルマン・ラシュディ     「真夜中の子供たち」81
 R・D・ウィングフィールド  「クリスマスのフロスト」84
 カズオ・イシグロ       「日の名残り」89●
                「わたしたちが孤児だったころ」2000
                「わたしを離さないで」2005
                「夜想曲集」2009
  J・M・クッツェー      「鉄の時代」90
 アーヴィン・ウェルシェ    「トレインスポッティング」93
 J・K・ローリング      「ハリー・ポッターと賢者の石」97●
 イアン・マキューアン     「アムステルダム」98
                「贖罪」2001
 サラ・ウォーターズ      「半身」99


 では改めて、●印のついた20作を出版順に並べてみました。
 第Ⅺ集は、次のようなラインアップとなりました。


① D・H・ロレンス 「息子と恋人」13●
 → https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2022-07-16
 → https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2022-07-19
 → https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2022-07-22
② D・H・ロレンス 「チャタレイ夫人の恋人」28●
 → https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2016-05-11
③ ジェイムズ・ジョイス 「ダブリナーズ」14●
 → https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2022-02-08
 → https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2022-02-11
④ E・M・フォースター 「インドへの道」24●
 → https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2022-12-08
 → https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2022-12-11
 → https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2022-12-14
⑤ サマセット・モーム 「人間の絆」15●
 → https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2011-03-03
⑥ サマセット・モーム 「月と六ペンス」19●
 → https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2011-03-05
⑦ ヴァージニア・ウルフ 「ダロウェイ夫人」25●
 → https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2022-02-05
⑧ アガサ・クリスティ 「そして誰もいなくなった」39●
 → https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2021-01-02
⑨ イーヴリン・ウォー 「回想のブライズヘッド」45●
 → https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2020-12-27
 → https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2021-01-02
⑩ ジョージ・オーウェル 「一九八四年」49●
 → https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2012-04-17
⑪ アーサー・C・クラーク 「2001年宇宙の旅」68●
 → https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2013-05-18
⑫ J・R・R・トールキン 「指輪物語」54●
 → https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2019-01-16
 → https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2019-01-22
 → https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2022-12-20
⑬ ウィリアム・ゴールディング 「蠅の王」54●
 → https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2020-08-26
⑭ グレアム・グリーン 「事件の核心」48●
 → https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2015-01-10
⑮ グレアム・グリーン 「情事の終り」51●
 → https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2014-10-19
⑯ ギャビン・ライアル 「深夜プラス1」65●
 → https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2013-06-08
⑰ コリン・ウィルソン 「賢者の石」71●
 → https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2022-08-18
 → https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2022-08-21
 → https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2022-08-24
⑱ ジャック・ヒギンズ 「鷲は舞い降りた」75●
 → https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2013-06-15
⑲ カズオ・イシグロ 「日の名残り」89●
 → https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2018-08-15
⑳ J・K・ローリング 「ハリー・ポッターと賢者の石」97●
 → https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2022-08-27
 → https://ike-pyon.blog.ss-blog.jp/2022-08-30

 マッケン、M・R・ジェイムズ、チェスタトン、ブラックウッド、フリーマンはボツ。
 好きな作家ですが、決定的な作品が無かったように感じたので、割り切りました。

 ジョイスでは、「ユリシーズ」と「若い芸術家の肖像」をボツにしました。
 ジョイスを収録しないわけにはいかないので、「ダブリナーズ」を辛うじて採用。

 クラークでは、「幼年期の終わり」をボツにして、「2001年」を選びました。
 ラシュディの「真夜中の子共たち」をボツにしました。

 これらの選択については、「なんでだ!」というツッコミがありそうです。
 私の主観が出てしまっただけですので、謝るしかありません。「申し訳ない!」

 ●印を付けながら、唯一ボツにしたのは、モームの「アシェンデン」です。
 私の好きな小説ですが、これを採るとモームが三作になってしまうので諦めました。

 さて、来年は「20世紀フランス文学」の年にしようと思っています。
 2023年もよろしくお願いします。

 さいごに。(今年も家族3人でクリスマス)

 今年のクリスマスも、家族3人で祝いました。
 ディナーは恒例の、チーズフォンデュと、ケーニヒス・クローネのパフェでした。

 このパフェがおいしかった! 今回は妻のチョイスでした。
 ところで、娘ももう高校1年生。いつまで3人でクリスマス・イブを過ごせるか?

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Jon

Aw, this was a very good post. Spending some time and actual effort to produce a very good article… but what
can I say… I hesitate a whole lot and never
seem to get nearly anything done.
by Jon (2023-11-26 05:59) 

Lara

نمایندگی بوش تهران
by Lara (2023-12-06 03:31) 

Romeo

پهنه c
by Romeo (2023-12-08 20:03) 

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